管理プレーンはシステムへの単一の API エントリ ポイントで、ユーザー設定の維持とユーザー クエリの処理のほか、システム内の管理プレーン、制御プレーン、データ プレーンのすべてのノードの操作を行います。

NSX-T では、ユーザー設定のクエリ、変更、維持に関するものはすべて管理プレーンの担当となり、その設定を適切なデータ プレーン要素に広めるのは制御プレーンの担当となります。これは、一部のデータが、その存在の段階に応じて、複数のプレーンに属することを意味します。管理プレーンは、制御プレーン、また場合によってはデータ プレーンへの最近のステータスや統計情報のクエリも処理します。

管理プレーンは、設定された(論理)システムの唯一の情報源であり、ユーザーが設定を通じて管理します。変更は、RESTful API または NSX-T のユーザー インターフェイスを使用して行います。

NSX には、すべてのクラスタとトランスポート ノードで実行される管理プレーン エージェント (MPA) もあります。ユースケースの例として、中央の管理ノード アドレスの認証情報、パッケージ、統計情報、ステータスなどのブートストラッピング設定があります。MPA は制御プレーンとデータ プレーンから独立して実行でき、プロセスがクラッシュするか、反応しなくなった場合は独立して再起動できますが、同じホストで実行されているため運命をともにする場合もあります。MPA はローカル アクセスとリモート アクセスが可能です。MPA はトランスポート ノード、制御ノード、管理ノードで動作してノード管理を行います。トランスポート ノードでは、データ プレーンに関連するタスクが実行される場合もあります。

管理プレーンでは次のタスクが実行されます。

  • 設定のパーシステンス(適切な論理状態)

  • 入力の検証

  • ユーザー管理:ロールの割り当て

  • ポリシー管理

  • バックグランド タスクの追跡