ファブリック ノードは、NSX-T Data Center 管理プレーンに登録されているノードであり、NSX-T Data Center のモジュールがインストールされています。ハイパーバイザー ホストまたはベアメタル サーバを NSX-T Data Center オーバーレイの一部にするには、まず NSX-T Data Center ファブリックに追加する必要があります。

CLI を使用してモジュールを手動でホストにインストールし、ホストを管理プレーンに追加した場合は、この手順を省略できます。

注:

RHEL 上の KVM ホストの場合は、sudo の認証情報を使用してホストの準備作業を実行できます。

前提条件

  • NSX-T Data Center ファブリックに追加する各ホストについて、まず次のホスト情報を収集します。

    • ホスト名

    • 管理 IP アドレス

    • ユーザー名

    • パスワード

    • (オプション)(KVM) SHA-256 SSL サムプリント

    • (オプション)(ESXi) SHA-256 SSL サムプリント

  • Ubuntu の場合は、必須のサードパーティ製パッケージがインストールされていることを確認します。「KVM ホストまたはベアメタル サーバへのサードパーティ パッケージのインストール」を参照してください。

手順

  1. (オプション) ハイパーバイザー サムプリントを取得して、ホストをファブリックに追加するときに提供できるようにします。
    1. ハイパーバイザー サムプリントの情報を収集します。

      Linux シェルを使用します。

      # echo -n | openssl s_client -connect <esxi-ip-address>:443 2>/dev/null | openssl x509 -noout -fingerprint -sha256
      

      ホストで vSphere ESXi CLI を使用します。

      [root@host:~] openssl x509 -in /etc/vmware/ssl/rui.crt -fingerprint -sha256 -noout
      SHA256 Fingerprint=49:73:F9:A6:0B:EA:51:2A:15:57:90:DE:C0:89:CA:7F:46:8E:30:15:CA:4D:5C:95:28:0A:9E:A2:4E:3C:C4:F4

    2. KVM ハイパーバイザーから SHA-256 サムプリントを取得して、KVM ホストでコマンドを実行します。
      # awk '{print $2}' /etc/ssh/ssh_host_rsa_key.pub | base64 -d | sha256sum -b | sed 's/ .*$//' | xxd -r -p | base64
  2. NSX Manager の CLI で、install-upgrade サービスが実行されていることを確認します。
    nsx-manager-1> get service install-upgrade
    
    Service name: install-upgrade
    Service state: running
    Enabled: True
  3. ブラウザから、NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) に管理者権限でログインします。
  4. [ファブリック] > [ノード] > [ホスト] の順に選択し、[追加] をクリックします。
  5. ホスト名、IP アドレス、ユーザー名、パスワードを入力します。サムプリントを入力することもできます。

    次はその例です。

    ベアメタル サーバの場合は、[オペレーティング システム] ドロップダウン メニューから、[RHEL サーバ][Ubuntu サーバ] または [CentOS サーバ] を選択できます。

    ホスト サムプリントを入力しない場合、NSX-T Data Center のユーザー インターフェイスで、ホストから取得したデフォルトのプレーン テキスト形式のサムプリントを使用するように求められます。

    次はその例です。

    ホストが正常に NSX-T Data Center ファブリックに追加されると、NSX Manager[ホスト] 画面で [展開ステータス:インストール成功] および [MPA 接続:稼動中] が表示されます。

    ファブリック ノードをトランスポート ノードにするまで、[LCP 接続] は使用不可のままになります。

  6. ホストまたはベア メタル サーバに NSX-T Data Center モジュールがインストールされていることを確認します。

    ホストまたはベア メタル サーバを NSX-T Data Center ファブリックに追加すると、一連の NSX-T Data Center モジュールがホストまたはベア メタル サーバにインストールされます。

    vSphere ESXi では、モジュールが VIB としてパッケージングされます。RHEL 上の KVM またはベアメタル サーバの場合、RPM としてパッケージングされます。Ubuntu 上の KVM またはベアメタル サーバの場合、DEB としてパッケージングされます。

    • ESXi で esxcli software vib list | grep nsx コマンドを入力します。

      日付は、インストールの実行日です。

    • RHEL で yum list installed または rpm -qa コマンドを入力します。

    • Ubuntu で dpkg --get-selections コマンドを入力します。

  7. (オプション) GET https://<nsx-mgr>/api/v1/fabric/nodes/<node-id> API 呼び出しを使用して、ファブリック ノードを確認します。
  8. (オプション) GET https://<nsx-mgr>/api/v1/fabric/nodes/<node-id>/status API 呼び出しを使用して、API でのステータスを監視します。
  9. (オプション) 500 台以上のハイパーバイザーを使用している場合は、特定のプロセッサのポーリング間隔を変更します。

    500 台を超えるハイパーバイザーがある場合、NSX Manager の CPU 使用率が上昇し、パフォーマンス上の問題が発生することがあります。

    1. NSX-T Data Center CLI コマンド copy file または API POST /api/v1/node/file-store/<file-name>?action=copy_to_remote_file を使用して、aggsvc_change_intervals.py スクリプトをホストにコピーします。
    2. NSX-T Data Center ファイル ストアにあるスクリプトを実行します。
      python aggsvc_change_intervals.py -m '<NSX Manager IP address>' -u 'admin' -p '<password>' -i 900
    3. (オプション) ポーリング間隔をデフォルト値に戻します。
      python aggsvc_change_intervals.py -m '<NSX Manager IP address>' -u 'admin' -p '<password>' -r

次のタスク

トランスポート ゾーンを作成します。「トランストランスポート ゾーンについて」を参照してください。