アップグレード バンドルをアップロードして NSX Agent と PCG のアップグレードを行います。

前提条件

  • アップグレードが必要なワークロード仮想マシンでは、出力ポート 8080 を開いておく必要があります。

  • ワークロード仮想マシンにインストールされた NSX Agent のアップグレードまたは PCG のアップグレードが進行中の場合は、PCG をパワーオンする必要があります。

手順

  1. エンタープライズ管理者ロールで CSM にログインします。
  2. [ユーティリティ] > [アップグレード] の順にクリックします。
  3. [アップグレード バンドルのアップロード] をクリックします。アップグレード バンドルの場所を選択します。URL を使用してリモートの場所を指定することができます。
  4. CSM でアップグレード バンドルのアップロードが完了したら、[アップグレードの準備] をクリックし、Upgrade Coordinator でアップグレード プロセスを開始します。

    [注:] アップグレード バンドルは、.mub 形式の有効なファイルを使用する必要があります。.nub やその他のファイルは使用しないでください。詳細については、Upgrade Coordinator のアップグレードを参照してください。

    Upgrade Coordinator のアップロードが完了すると、[アップグレードの開始] ボタンが使用可能になります。

  5. [アップグレードの開始] をクリックします。[CSM のアップグレード] ウィザードが起動します。

    [注:] ウィザードの名前は [CSM のアップグレード] ですが、このウィザードでは NSX Agent と PCG のみをアップグレードできます。

  6. [CSM のアップグレード] > [概要] 画面で、デフォルトのアップグレード プランの概要を表示できます。アップロードしたアップグレード バンドルをベースに、アップグレード バンドルを使用したアップグレードと互換性のある NSX Agent と PCG のバージョンを確認できます。
  7. [次へ] をクリックします。[CSM] > [NSX Agent の選択] 画面が表示されます。すべての VNet で該当のバージョンにアップグレード可能な、互換性のあるすべての NSX Agent が一覧表示されます。リストは、NSX Agent が展開しているプライベート クラウド ネットワークや OS でフィルタリングできます。
  8. アップグレードする NSX Agent を選択し、それらを [選択済み] ウィンドウに移動します。[次へ] をクリックします。CSM は、NSX Agent が含まれる PCG に、アップグレード ファイルをダウンロードします。PCG の HA ペアがある場合、CSM は各 PCG にアップグレード ファイルをダウンロードし、選択した NSX Agent のアップグレードを開始します。

    [注:] 同時に 10 個のエージェントが同時にアップグレードされます。10 個を超えるエージェントがある場合は、アップグレードのキューに入ります。PCG はアクセスできない仮想マシンにフラグを維持し、アクセス可能になるとアップグレードを試みます。たとえば、パワーオフ状態のワークロード仮想マシンは、再度パワーオンになり、PCG と通信できるようになるとアップグレードされます。同様に、最初にポート 8080 がブロックされているワークロード仮想マシンの場合、ポート 8080 が開いて PCG がアクセスできるようになると、そのワークロード仮想マシンのアップグレードが開始します。

    すべてのエージェントがアップグレードされるまで、PCG をアップグレードすることはできません。一部のエージェントをアップグレードできない場合はスキップして、PCG のアップグレードを続行できます。このオプションの詳細については、(非推奨)NSX Agent のアップグレードのスキップ を参照してください。

  9. [次へ] をクリックして、PCG のアップグレードを続行します。PCG の HA ペアでは、アップグレード プロセスでフェイルオーバーが 2 回発生し、アップグレードの終了時に優先する PCG がアクティブなゲートウェイとして再稼動します。
  10. [終了] をクリックします。

アップグレード プロセスの所要時間

注:

CSM コンポーネントと NSX-T Data Center コンポーネントは個別にアップグレードされ、その時間はここには含まれません。これは、アップグレード サイクルを計画するのに役立つ概算値です。

  • [ワークロード仮想マシンにインストールされた NSX Agent ]:1 個の NSX Agent をアップグレードするのに 3 ~ 5 分かかります。これには、アップグレード バンドルを CSM からパブリック クラウドにアップロードする時間は含まれません。10 個のエージェントが同時にアップグレードされます。エージェントのアップグレードにかかる時間は、オペレーティング システムの種類および仮想マシンのサイズによっても異なります。

  • [1 つの PCG または PCG の HA ペア]: 異なる VPC または VNet にある PCG は並行してアップグレードされますが、HA ペアの PCG は順番にアップグレードされます。1 つの PCG をアップグレードするには、約 20 分かかります。

  • [1 つの VPC または VNet]:最大 10 台の仮想マシンおよび PCG の HA ペアを含む VPC または VNet の場合は、アップグレードに最大で 45 分間かかることがあります。この時間は、仮想マシンの OS の種類と仮想マシンのサイズによって異なる場合があります。