ESXi ホストで実行されているものを含むすべての NSX-T Data Center コンポーネントのログ メッセージは、RFC 5424 で指定された Syslog 形式に準拠しています。KVM ホストからのログ メッセージは RFC 3164 形式です。ログ ファイルは、/var/log ディレクトリにあります。

NSX-T Data Center アプライアンスでは、次の NSX-T Data Center CLI コマンドを実行してログを表示できます。
get log-file <auth.log | http.log | kern.log | manager.log | node-mgmt.log | syslog> [follow]

ハイパーバイザーでは、tactailgrep、および more などの Linux コマンドを使用してログを表示できます。NSX-T Data Center アプライアンスでもこれらのコマンドを使用できます。

RFC 5424 の詳細については、https://tools.ietf.org/html/rfc5424 を参照してください。RFC 3164 の詳細については、https://tools.ietf.org/html/rfc3164 を参照してください。

RFC 5424 は、ログ メッセージのに次の形式を定義します。

<facility * 8 + severity> version UTC-TZ hostname APP-NAME procid MSGID [structured-data] msg
ログ メッセージのサンプル:
<187>1 2016-03-15T22:53:00.114Z nsx-manager NSX - SYSTEM [nsx@6876 comp="nsx-manager" errorCode="MP4039" subcomp="manager"] Connection verification failed for broker '10.160.108.196'. Marking broker unhealthy.

すべてのメッセージには、メッセージの送信元を識別するためのコンポーネント (comp) 情報とサブコンポーネント (subcomp) 情報が含まれます。

NSX-T Data Center は、通常のログ(ファシリティ local6、数値 22)および監査ログ(ファシリティ local7、数値 23)を生成します。すべての API 呼び出しは、監査ログをトリガします。

API 呼び出しに関連付けられた監査ログには、次の情報が含まれます。
  • API のオブジェクトを識別するためのエンティティ ID パラメータ entId
  • 特定の API 呼び出しを識別するためのリクエスト ID パラメータ req-id
  • API 呼び出しにヘッダー X-NSX-EREQID:<string> が含まれている場合は、外部リクエスト ID パラメータ ereqId
  • API 呼び出しにヘッダー X-NSX-EUSER:<string> が含まれている場合は、外部ユーザー パラメータ euser

RFC 5424 は次の重要度レベルを定義します。

重要度 説明
0 緊急:システムが不安定な状態
1 アラート:迅速な対応が必要な状態
2 重大:重大な問題がある状況
3 エラー:エラーが発生した状態
4 警告:警告が発生した状態
5 通知:正常ではあっても注意を要する状態
6 情報:情報メッセージ
7 デバッグ:デバッグレベルのメッセージ

重要度が緊急、アラート、重大、またはエラーのすべてのログには、ログ メッセージの構造化データに、一意のエラー コードが記載されます。エラー コードは文字列と 10 進数で構成されます。文字列は特定のモジュールを表わします。

MSGID フィールドは、メッセージの種類を識別するものです。メッセージ ID のリストについては、ログ メッセージ ID を参照してください。