このセクションの手順は、構成およびランタイムの状態が正常なときに、オーバーレイ スイッチを介して、異なるハイパーバイザー上の仮想マシン間の接続の問題をトラブルシューティングを行う場合に使用します。

仮想マシンが同じハイパーバイザー上にある場合は、オーバーレイ論理スイッチの ARP 問題のトラブルシューティングに進みます。

手順

  1. 論理スイッチを持つコントローラ上で次のコマンドを実行し、CCP に正しい VTEP リストがあるかどうかを確認します。
    controller1> get logical-switch 5000 vtep
  2. 各ハイパーバイザー上で、次の NSX CLI コマンドを実行して、正しい VTEP リストがあるかどうかを確認します。

    ESXi の場合:

    host1> get logical-switch <logical-switch-UUID> tep-table

    または、VTEP 情報を調べるために次のシェル コマンドを実行することもできます。

    [root@host1:~] net-vdl2 -M vtep -s vds -n VNI

    KVM の場合:

    host1> get logical-switch <logical-switch-UUID or VNI> tep-table
  3. ハイパーバイザー上の VTEP が相互に ping を実行できるかどうかを確認します。

    ESXi Shell プロンプトの場合:

    host1> ping ++netstack=vxlan <remote-VTEP-IP>

    KVM シェル プロンプトの場合:

    host1> ping <remote-VTEP-IP>

    VTEP が相互に ping を実行できない場合は、

    1. トランスポート ノードを作成するときに指定したトランスポート VLAN が、アンダーレイで期待されるものと一致することを確認します。アンダーレイでアクセス ポートを使用している場合は、トランスポート VLAN を 0 に設定します。トランスポート VLAN を指定する場合、ハイパーバイザーが接続するアンダーレイ スイッチ ポートは、この VLAN をトランク モードで受け入れるように設定する必要があります。
    2. アンダーレイの接続を確認します。
  4. VTEP 間で BFD セッションが起動しているかを確認します。

    ESXi では、net-vdl2 -M bfd を実行して応答を確認します。次はその例です。

    BFD count: 1
    ===========================
    Local IP: 192.168.48.35, Remote IP: 192.168.197.243, Local State: up, Remote State: up, Local
    Diag: No Diagnostic, Remote Diag: No Diagnostic, minRx: 1000000, isDisabled: 0

    KVM では、リモート IP アドレスへの GENEVE インターフェイスを見つけます。

    ovs-vsctl list interface <GENEVE-interface-name>

    インターフェイス名が不明の場合は、すべてのトンネル インターフェイスを返す ovs-vsctl find Interface type=geneve を実行します。BFD 情報を確認します。

    リモート VTEP への GENEVE インターフェイスが見つからない場合は、nsx-agent が実行中で、OVS 統合ブリッジが nsx-agent に接続されているかを確認します。

    [root@host1 ~]# ovs-vsctl show
    96c9e543-fc68-448a-9882-6e161c313a5b
      Manager "tcp:127.0.0.1:6632"
        is_connected: true 
      Bridge nsx-managed
        Controller "tcp:127.0.0.1:6633"
          is_connected: true
        Controller "unix:ovs-l3d.mgmt"
          is_connected: true
        fail_mode: secure