OpenStack Neutron の Load Balancer as a Service (LBaaS)、Firewall as a service (FWaaS)、IPSec VPN as a Service (VPNaaS) は、Neutron 拡張サービスともいいます。

NSX-T Data Center 2.5 NSX-T プラグイン(Policy と Manager の両方)から、Octavia ロード バランシング サービスがサポートされます。これは、非推奨の Neutron LBaaS サービスに代わるものです。

以下の説明は、NSX-T Data Center 2.4 と OpenStack Stein 14.0 を使用していることを前提としています。

現在サポートされているバージョンについては、システム要件を参照してください。

Neutron 拡張サービス NSX-T Data Center を有効にするには、Neutron の設定で次のように指定する必要があります。
  • 特定のサービスでサービス プラグインを有効にする
  • サービスのサービス プロバイダを設定する
  • 必要であれば、NSX-T Data Center ドライバと NSX-T Data Center 固有の設定エントリを指定します。
これらのオプションは、neutron 設定ファイルで指定されます。このファイルは通常、 /etc/neutron にあります(注:プラグイン固有の設定ファイルは /etc/neutron/plugins/vmware にあります)。Neutron は、コマンドラインで 1 つ以上の設定ファイルを受け入れます。設定ファイルの構造が特定のユーザーの環境設定を反映するように、これらの設定ファイルは解析時にマージされます。通常、次のような構造になっています。
  • neutron.conf - neutron のコア オプション、基本的な設定パラメータ(API マネージャのエンドポイント、トランスポート ゾーン ID など)、サービス プラグイン リスト。
  • neutron_lbass.conf - ロード バランシング サービス プロバイダとオプション。
  • Octavia.conf - ロード バランシング プロバイダと MQ トピック。Octavia ロード バランサ サービスの場合にのみ。このファイルは通常、/etc/Octavia/Octavia.conf にあり、Octavia サービスによって読み込まれます。
  • neutron_fwass.conf - ファイアウォール サービス プロバイダ、ドライバ、ドライバ オプション。
  • neutron_vpnaas.conf - VPN サービス プロバイダ、その他のオプション。

サービス プロバイダは、service_provider オプションで指定します。neutron の設定で、このオプションを繰り返し使用して、異なる種類のサービスを指定できますが、1 つのサービス タイプに複数のデフォルト サービス プロバイダを設定することはできません。

Service_provider 設定属性の構造:<SERVICE_TYPE>:<PROVIDER_CLASS>:[<DEFAULT>]