パケットのパスを調べるには、トレースフローを使用します。トレースフローはパケットのトランスポート ノードレベルのパスをトレースします。トレース パケットは論理スイッチ オーバーレイを横断しますが、論理スイッチに接続されたインターフェイスでは確認できません。つまりパケットは、実際にはテスト パケットで意図された受信者に配信されません。

注: VLAN でバッキングされた論理スイッチまたはセグメントでトレースフローはサポートされていません。

手順

  1. ブラウザから、NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) に管理者権限でログインします。
  2. [プランとトラブルシューティング] > [トラブルシューティング ツール] > [トレースフロー] の順に選択します。
  3. IPv4 または IPv6 のアドレスを選択します。
  4. トラフィック タイプを選択します。
    IPv4 アドレスの場合、トラフィック タイプの選択肢はユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストです。IPv6 アドレスの場合、トラフィック タイプの選択肢はユニキャストまたはマルチキャストです。

    注:VMware Cloud (VMC) 環境では、マルチキャストとブロードキャストはサポートされません。

  5. (オプション) プロトコルを選択し、関連情報を入力します。
    プロトコル パラメータ
    DHCP DHCP OP コードを [起動要求] または [起動応答] の中から選択します。
    DHCPv6 DHCP メッセージ タイプを [要請][アドバタイズ][要求]、または [返信] の中から選択します。
    注: このオプションは、IP アドレスに IPv6 が選択されている場合にのみ使用できます。
    DNS アドレスを指定して、メッセージ タイプを [クエリ] または [応答] の中から選択します。
    ICMP ICMP ID およびシーケンスを指定します。
    ICMPv6 ICMP ID およびシーケンスを指定します。
    注: このオプションは、IP アドレスに IPv6 が選択されている場合にのみ使用できます。
    TCP 送信元ポート、宛先ポート、および TCP フラグを指定します。
    UDP 送信元ポートおよび宛先ポートを指定します。
    TCP プロトコルの場合は、次の点に注意してください。
    • デフォルトのフラグは SYN です。
    • SYN は、RST や FIN と組み合わせることはできません。
    • SYN が選択されていない場合は、ACK または RST を選択する必要があります。
    • ACK は、FIN、PSH、URG と組み合わせることはできません。
  6. トラフィック タイプに従って送信元と宛先情報を指定します。
    トラフィック タイプ 送信元 宛先
    ユニキャスト 仮想マシンまたは論理ポートを選択します。仮想マシンの場合:
    • ドロップダウン リストから仮想マシンを選択します。
    • 仮想インターフェイスを選択します。
    • VMware Tools が仮想マシンにインストールされている場合、または仮想マシンが OpenStack プラグインを使用して展開されている(アドレス バインドが使用される)場合は、IP アドレスと MAC アドレスが表示されます。仮想マシンに複数の IP アドレスが設定されている場合は、ドロップダウン リストから 1 つを選択します。
    • IP アドレスと MAC アドレスが表示されない場合は、テキスト ボックスに IP アドレスと MAC アドレスを入力します。
    論理ポートの場合:
    • 接続の種類を [VIF][DHCP][Edge アップリンク]、または [Edge 統合サービス] の中から選択します。
    • ポートを選択します。
    仮想マシン、論理ポート、または IP アドレス/MAC アドレスを選択します。仮想マシンの場合:
    • ドロップダウン リストから仮想マシンを選択します。
    • 仮想インターフェイスを選択します。
    • VMware Tools が仮想マシンにインストールされている場合、または仮想マシンが OpenStack プラグインを使用して展開されている(アドレス バインドが使用される)場合は、IP アドレスと MAC アドレスが表示されます。仮想マシンに複数の IP アドレスが設定されている場合は、ドロップダウン リストから 1 つを選択します。
    • IP アドレスと MAC アドレスが表示されない場合は、テキスト ボックスに IP アドレスと MAC アドレスを入力します。
    論理ポートの場合:
    • 接続の種類を [VIF][DHCP][Edge アップリンク]、または [Edge 統合サービス] の中から選択します。
    • ポートを選択します。
    IP アドレス/MAC アドレスの場合:
    • トレース タイプ(レイヤー 2 またはレイヤー 3)を選択します。レイヤー 2 の場合は、IP アドレスと MAC アドレスを入力します。レイヤー 3 の場合は、IP アドレスを入力します。
    マルチキャスト 上と同じ。 IP アドレスを入力します。224.0.0.0 ~ 239.255.255.255 までのマルチキャスト アドレスである必要があります。
    ブロードキャスト 上と同じ。 サブネット プリフィックス長を入力します。
  7. (オプション) [詳細設定] をクリックして、詳細オプションを表示します。
    左の列で、希望の値を入力するか、次のフィールドに入力します。
    オプション 説明
    フレーム サイズ デフォルトは 128 です。
    TTL デフォルトは 64 です。
    タイムアウト (ミリ秒) デフォルトは 10000 です。
    Ethertype デフォルトは 2048 です。
    ペイロード タイプ [Base64][16 進数][プレーン テキスト][バイナリ]、または [10 進数] を選択します。
    ペイロード データ 選択したタイプに基づいてフォーマットされたペイロードです。
  8. [トレース] をクリックします。

    出力には、トポロジのグラフィック マップと、観測されたパケットの一覧を含むテーブルが表示されます。リストの最初には、観測タイプが Injected のパケットが表示され、挿入ポイントに挿入されたパケットが表示されます。

    表示される観測記録に、フィルタとして [すべて][配信済み][ドロップ]を適用することができます。ドロップされた観測記録がある場合は、デフォルトで [ドロップ] フィルタが適用されます。ドロップされた監視記録がない場合は、[すべて] フィルタが適用されます。

    グラフィカル マップには、バックプレーンとルーター リンクが表示されます。ブリッジ情報は表示されません。