NSX Edge 仮想マシン アプライアンスでリソース予約を調整できます。デフォルトでは、100% のリソースが NSX Edge 仮想マシンに割り当てられます。リソース予約を柔軟に変更できるため、vCenter Server にキャパシティを追加する必要はありません。また、他の Edge 以外の仮想マシンでの現在の予約を削減する必要もありません。

前提条件

  • 障害を回避するため、クラスタに十分なキャパシティがあることを確認します。

手順

  1. ブラウザから、NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) に管理者権限でログインします。
  2. [システム] > [ファブリック] > [ノード] > [Edge トランスポート ノード] を選択します。
  3. NSX Edge トランスポート ノードを選択します。
  4. [アクション] > [ Edge 仮想マシンのリソース予約の変更] の順にクリックします。
  5. [Edge 仮想マシンのリソース予約の変更] ウィンドウで、Edge トランスポート ノードに適用されている既存のリソース割り当てをカスタマイズできます。
    アクション 説明
    CPU 予約の優先順位 Low - 2,000 シェア

    Normal - 4,000 シェア

    High - 8,000 シェア

    Extra High - 10,000 シェア

    メモリの予約 (%)

    予約のパーセンテージは、フォーム ファクタに予め定義されている値に対する相対値を表します。

    100 は、NSX Edge 仮想マシン用に予約されているメモリの 100% を表します。

    50 を入力すると、メモリの 50% が Edge トランスポート ノードに割り当てられます。

    CPU 予約 (MHz)

    CPU 予約を MHz 単位で入力します。

    MHz の最大値は、vCPU の数に物理 CPU コアの通常の CPU 稼動率を掛けた値と等しくなります。

    注: 入力した MHz 値が物理 CPU コアの最大 CPU キャパシティを超えていると、割り当てが受け入れられても NSX Edge 仮想マシンが起動できない場合があります。
  6. [保存] をクリックします。

    リソース予約に対する変更が有効にならない場合は、vCenter Server から NSX Edge 仮想マシンの再起動が必要になることがあります。

    NSX Edge クラスタで vSphere HA が無効になっている場合、 ESXi ホストの再起動時に NSX Edge 仮想マシン アプライアンスが自動的に起動します。vSphere HA の詳細については、vSphere のドキュメントを参照してください。