Linux ワークロード仮想マシンに NSX Tools をインストールするには、次の手順に従います。
現在サポートされている Linux ディストリビューションについては、現在サポートされているワークロード仮想マシンのオペレーティング システム の一覧を参照してください。
注: このスクリプトのチェックサムを確認するには、
の順に移動します。
前提条件
NSX Tools のインストール スクリプトを実行するには、次のコマンドが必要です。
- [wget]
- [nslookup]
- [dmidecode]
手順
- CSM にログインし、パブリック クラウドに移動します。
- AWS を使用している場合は、 の順に移動します。中継 VPC またはコンピュート VPC をクリックします。
- Microsoft Azure を使用している場合は、 の順に移動します。1 つまたはペアの PCG が展開され、実行されている VNet をクリックします。
[注]:トランジット VPC/VNet では、1 つまたはペアの
PCG が展開され、実行されます。コンピュート VPC/VNet は中継 VPC/VNet にリンクされたもので、そこに展開されている
PCG インスタンスを使用できます。
- 画面の [NSX Tools のダウンロードとインストール] セクションから、[Linux] の [ダウンロード場所] と [インストール コマンド] を書き留めます。
注: VNet の場合、インストール コマンドの DNS サフィックスは、
PCG の展開時に選択した DNS 設定と一致するように動的に生成されます。トランジット VNet では、
-dnsServer <dns-server-ip> パラメータはオプションです。コンピュート VNet では、DNS フォワーダの IP アドレスを指定してこのコマンドを完了する必要があります。
- スーパー ユーザー権限で Linux ワークロード仮想マシンにログインします。
- wget または相当するコマンドを使用して、CSM で書き留めた [ダウンロードの場所] から Linux 仮想マシンにインストール スクリプトをダウンロードします。wget コマンドを実行したディレクトリに、インストール スクリプトがダウンロードされます。
注: このスクリプトのチェックサムを確認するには、
の順に移動します。
- 必要に応じて、インストール スクリプトの権限を変更して実行可能にし、実行します。
$ chmod +x install_nsx_vm_agent.sh && sudo ./install_nsx_vm_agent.sh
[注: ]Red Hat Enterprise Linux とその派生製品で、SELinux はサポートされません。
NSX Tools をインストールするには、SELinux を無効にします。
- NSX Tools のインストールが開始すると、Linux 仮想マシンとの接続が失われます。次のようなメッセージが画面に表示されます: Installation completed!!! Starting NSX Agent service. SSH connection will now be lost.。オンボーディング プロセスを完了するには、仮想マシンに再度ログインします。
結果
NSX Tools がワークロード仮想マシンにインストールされます。
注:
- NSX Tools が正常にインストールされた後、ポート 8888 はワークロード仮想マシンでは開いていると表示されますが、アンダーレイ モードの仮想マシンではブロックされていると表示されます。このポートは、高度なトラブルシューティングで必要な場合にのみ使用してください。ジャンプホストがアクセスするワークロード仮想マシンと同じ VPC にある場合は、ジャンプホストを使用してポート 8888 経由でワークロード仮想マシンにアクセスできます。
- スクリプトは、デフォルトのインターフェイスとして eth0 を使用します。