グローバル マネージャ から行う構成はすべてポリシー モードで行われます。フェデレーションでマネージャ モードは使用できません。

2 つのモードの詳細については、NSX Managerを参照してください。

構成の最大値

フェデレーション環境には、次の構成の最大値があります。
  • ほとんどの構成では、ローカル マネージャ クラスタの構成の最大値は NSX Manager クラスタと同じです。VMware Configuration Maximums ツールに移動して、NSX-T Data Center を選択します。

    例外および他のフェデレーション固有の値については、VMware Configuration Maximums ツールNSX-T Data Center のフェデレーション カテゴリを選択します。

  • 特定の場所について、次の構成が構成の最大値に影響します。
    • ローカル マネージャ で作成されたオブジェクト。
    • グローバル マネージャ で作成され、その範囲内の場所を含むオブジェクト。

    各ローカル マネージャの容量と使用量を確認できます。カテゴリごとのオブジェクトの使用量と容量の表示を参照してください。

機能のサポート

表 1. フェデレーションでサポートされる機能
機能 詳細 関連リンク
Tier-0 ゲートウェイ
  • 3.0.1 以降:アクティブ/アクティブおよびアクティブ/スタンバイ
  • 3.0.0:アクティブ/アクティブのみ
グローバル マネージャ での Tier-0 ゲートウェイの追加
Tier-1 ゲートウェイ グローバル マネージャ での Tier-1 ゲートウェイの追加
セグメント レイヤー 2 ブリッジはサポートされません。 グローバル マネージャ からのセグメントの追加
グループ いくつかの制限事項があります。NSX フェデレーション のセキュリティ を参照してください。 グローバル マネージャ からのグループの作成
分散ファイアウォール グローバル マネージャ からの DFW ポリシーとルールの作成
ゲートウェイ ファイアウォール グローバル マネージャ からのゲートウェイ ポリシーとルールの作成
ネットワーク アドレス変換 (NAT) Tier-0 ゲートウェイ:
  • アクティブ/アクティブ:ステートレス NAT のみを構成できます。つまり、アクション タイプは「再帰」です。

  • アクティブ/スタンバイ:ステートフルまたはステートレス NAT ルールを作成できます。

Tier-1 ゲートウェイ:
  • ステートフルまたはステートレス NAT ルールを作成できます。

ステートレス NAT ルールは、範囲が 1 つ以上の場所にまたがっていない限り、ゲートウェイの範囲内のすべての場所にプッシュされます。

ステートフル NAT ルールも、ゲートウェイの範囲内のすべての場所または選択した場所にプッシュされます。ただし、ステートフル NAT ルールはプライマリの場所でのみ認識され、適用されます。

ゲートウェイでの NAT の構成
DNS DNS フォワーダ サービスの追加 を参照してください
DHCP と SLAAC
  • DHCP リレーは、セグメントとゲートウェイでサポートされます。
  • DHCPv4 サーバは、セグメントに構成された DHCP 静的割り当てを使用するゲートウェイでサポートされます。
  • IPv6 アドレスは、SLAAC(RA を介した DNS)を使用して割り当てることができます(DAD は、1 つの場所内でのみ重複を検出します)。
ローカル マネージャ 構成での グローバル マネージャ で作成されたオブジェクトの使用 ほとんどの構成がサポートされます。次はその例です。
  • ローカル マネージャ Tier-1 ゲートウェイを グローバル マネージャ Tier-0 ゲートウェイに接続する。
  • ローカル マネージャ 分散ファイアウォール ルールで グローバル マネージャ グループを使用する。
次の構成はサポートされません。
  • ローカル マネージャ セグメントを グローバル マネージャ の Tier-0 または Tier-1 ゲートウェイに接続する。
  • ロード バランサを グローバル マネージャ Tier-1 ゲートウェイに接続する。
バックアップとリストア
  • 3.0.1 以降:FQDN または IP アドレスを使用したバックアップがサポートされています。
  • 3.0.0:FQDN を使用したバックアップはサポートされていません。
NSX フェデレーション でのバックアップとリストア
場所間の vMotion 場所間のコールド移行はサポートされません。