Tier-1 論理ルーターは、送信元 NAT (SNAT)、宛先 NAT (DNAT)、および再帰 NAT をサポートします。 マネージャ モードでの Tier-1 ルーター上の送信元 NAT の構成送信元 NAT (SNAT) は、パケットの IP アドレス ヘッダー内の送信元アドレスを変更します。また、TCP/UDP ヘッダー内の送信元ポートを変更することもできます。典型的な使用方法として、ネットワークから離れるパケットに対してプライベート (rfc1918) アドレス/ポートをパブリック アドレス/ポートに変更します。 マネージャ モードでの Tier-1 ルーター上の宛先 NAT の構成宛先 NAT は、パケットの IP アドレス ヘッダー内の宛先アドレスを変更します。また、TCP/UDP ヘッダー内の宛先ポートを変更することもできます。一般的な使用目的は、受信パケットの宛先のパブリック アドレス/ポートを、ネットワーク内のプライベート IP アドレス/ポートにリダイレクトすることです。 マネージャ モードでのアップストリームの Tier-0 ルーターへの Tier-1 NAT ルートのアドバタイズTier-1 NAT ルートをアドバタイズすることにより、アップストリームの Tier-0 ルーターはそれらのルートを学習することができます。 マネージャ モードでの物理アーキテクチャへの Tier-1 NAT ルートのアドバタイズTier-0 ルーターから Tier-1 NAT ルートをアドバタイズすることにより、アップストリームの物理アーキテクチャはそれらのルートを学習することができます。 Tier-1 NAT の確認SNAT および DNAT ルールが正常に動作していることを確認します。 親トピック: ネットワーク アドレス変換