グローバル マネージャ からオブジェクトを作成すると、同じ構成がすべての関連する場所に伝達されます。NSX-T Data Center 3.0.1 以降では、ローカル マネージャ の一部の グローバル マネージャ 構成をオーバーライドできます。
構成をオーバーライドするには、構成の横にある 3 つのドット メニュー [()] をクリックして、[編集] をクリックします。[編集] メニュー項目が淡色表示になっている場合は、この構成をオーバーライドすることはできません。
構成がオーバーライドされた場合、グローバル マネージャ と ローカル マネージャ の両方の状態列に アイコンが表示されます。
オーバーライドを削除するには、構成の横にある 3 つのドット メニュー [()] をクリックして、[元に戻す] をクリックします。グローバル マネージャ からの構成がリストアされます。
ローカル マネージャ の グローバル マネージャ から構成をオーバーライドし、その後 グローバル マネージャ から構成を削除すると、構成は ローカル マネージャ 上に保持されます。構成を元に戻すと、構成が ローカル マネージャ から削除されます。
オーバーライドされたすべての構成のリストを取得できます。API 要求 GET https://<global-mgr>/global-manager/api/v1/global-infra/overridden-resources をグローバル マネージャに対して実行します。
ゲートウェイの構成
ゲートウェイの構成は、
および にあります。
次のゲートウェイ構成を変更できます。
- Tier-0 ゲートウェイの BGP 構成
- Tier-0 ゲートウェイ インターフェイス
プロファイル構成
グローバル マネージャ のプロファイル構成は、すべてのローカル マネージャで使用されます。プロファイル構成の範囲設定はありません。
ローカル マネージャ から、次のグローバル プロファイル構成をオーバーライドできます。
- セグメント プロファイル:
- IP アドレス検出プロファイル
- MAC アドレス検出プロファイル
- セグメント セキュリティ プロファイル
- Spoofguard プロファイル
- ネットワーク プロファイル:
- IPv6 DAD プロファイル
- IPv6 ND プロファイル
- ゲートウェイ QoS プロファイル
- BFD プロファイル
- コンテキスト プロファイル:
- セキュリティ プロファイル:
- ファイアウォール セッション タイマー プロファイル
- Edge ゲートウェイ フラッド防止プロファイル
- ファイアウォール フラッド防止プロファイル
- DNS セキュリティ プロファイル
- CPU とメモリしきい値プロファイルは API のみです。
- PUT/PATCH https://<local-manager>/policy/api/v1/global-infra/settings/firewall/cpu-mem-thresholds-profiles/<id>?action=override でオーバーライドします。
- DELETE https://<local-manager>/policy/api/v1/global-infra/settings/firewall/cpu-mem-thresholds-profiles/<id> で元に戻します。
- トラブルシューティング プロファイル:[プランとトラブルシューティング]
- ファイアウォールの IPFIX プロファイル
- スイッチの IPFIX プロファイル
- IPFIX ファイアウォール コレクタ
- IPFIX スイッチ コレクタ
- リモート L3 SPAN ポート ミラーリングのプロファイル
- 論理 SPAN ポート ミラーリングのプロファイル
- QoS プロファイル