仮想マシンと外部とのアクセスを有効にするには、Tier-0 ゲートウェイと物理インフラストラクチャ内のルーター間に外部または内部 BGP(eBGP または iBGP)接続を構成します。
BGP を構成する場合は、Tier-0 ゲートウェイにローカル自律システム (AS) 番号を構成する必要があります。また、リモート AS 番号を構成する必要があります。EBGP ネイバーは、Tier-0 アップリンクと同じサブネットに直接接続している必要があります。同じサブネット内にない場合は、BGP マルチホップを使用する必要があります。
BGPv6 は、単一ホップおよびマルチホップでサポートされています。BGPv6 ネイバーは、IPv6 アドレスのみをサポートします。再配分、プレフィックス リスト、およびルート マップは、IPv6 プレフィックスでサポートされています。
アクティブ/アクティブ モードの Tier-0 ゲートウェイは、サービス ルーター間の iBGP をサポートしています。ゲートウェイ 1 が North バウンドの物理ルーターと通信できない場合、トラフィックはアクティブ/アクティブ クラスタ内のゲートウェイ 2 に再ルーティングされます。ゲートウェイ 2 が物理ルーターと通信できる場合、ゲートウェイ 1 と物理ルーター間のトラフィックは影響を受けません。
NSX Edge での ECMP の実装は、プロトコル番号、送信元アドレスと宛先アドレス、送信元ポートと宛先ポートの 5-tuple に基づいています。
iBGP 機能には次の機能と制限があります。
- 再配分、プレフィックス リスト、およびルート マップがサポートされます。
- ルート リフレクタはサポートされません。
- BGP コンフェデレーションはサポートされません。