中央集中型ロード バランサとは異なり、分散ロード バランサ (DLB) インスタンスは仮想マシン グループの仮想インターフェイスに接続します。

手順の最後で、DLB インスタンスが仮想マシン グループの仮想インターフェイスに接続します。

DLB インスタンスを作成して接続するには、API コマンドを使用する必要があります。

前提条件

  • 仮想マシンで構成されるポリシー グループを追加します。たとえば、このような仮想マシン グループは、Web 層の仮想マシンから要求を受信するアプリケーション層に関連付けることができます。

手順

  • Put /policy/api/v1/infra/lb-services/<mydlb> を実行します。

    {

    "connectivity_path" : "/infra/domains/default/groups/<clientVMGroup>",

    "enabled" : true,

    "size" : "DLB",

    "error_log_level" : "INFO",

    "access_log_enabled" : false,

    "resource_type" : "LBService",

    "display_name" : "mydlb"

    }

    説明:
    • connectivity_path:
      • 接続パスが null または空の場合、DLB インスタンスはトランスポート ノードに適用されません。
      • 接続パスが ALL に設定されている場合、すべてのトランスポート ノードのすべての仮想インターフェイスが DLB インスタンスに割り当てられます。1 つの DLB インスタンスが、ポリシー グループのすべての仮想インターフェイスに適用されます。
    • size: DLB の値を設定します。各アプリケーションまたは仮想インターフェイスが DLB のインスタンスを取得するため、DLB インスタンスのフォーム ファクタは 1 つのサイズになります。
    • enabled:デフォルトでは、作成された DLB インスタンスが有効になります。
    DLB インスタンスが作成され、仮想マシン グループに関連付けられます。Web 層で作成された DLB インスタンスは、アプリケーション層の仮想マシン グループのすべての仮想インターフェイスに接続します。

次のタスク

DLB インスタンスを作成した後、NSX Manager にログインし、[ネットワーク] > [ロード バランシング] > [ロード バランサ] の順に移動します。DLB インスタンスの詳細を表示します。

次に、分散ロード バランサのサーバ プールの作成を参照してください。