動的 IP 割り当てにゲートウェイ DHCP を使用するには、DHCP サーバ プロファイルを Tier-0 または Tier-1 ゲートウェイに適用する必要があります。

DHCP プロファイルをゲートウェイに適用できるのは、ゲートウェイに接続されているセグメントにローカル DHCP サーバまたは DHCP リレーが構成されていない場合だけです。セグメントにローカル DHCP サーバまたは DHCP リレーが存在しているときに、ゲートウェイに DHCP プロファイルを適用しようとすると、ユーザー インターフェイスにエラーが表示されます。ゲートウェイからセグメントを切断してから、ゲートウェイに DHCP プロファイルを適用する必要があります。

前提条件

ネットワークに DHCP サーバ プロファイルが追加されている。

手順

  1. ブラウザから、NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) に管理者権限でログインします。
  2. [ネットワーク] > [Tier-0 ゲートウェイ] の順に移動するか、[ネットワーク] > [Tier-1 ゲートウェイ] の順に移動します。
  3. 適切なゲートウェイを編集します。
  4. 使用している NSX-T Data Center のバージョンに応じて、次のいずれかの操作を実行します。
    • バージョン 3.0.2 の場合は、[DHCP] の横にある [DHCP の構成] をクリックします。
    • バージョン 3.0 または 3.0.1 の場合は、[IP アドレス管理] の横にある [動的 IP を割り当てない] をクリックします。
  5. [タイプ] ドロップダウン メニューで、[DHCP サーバ] または [DHCP リレー] を選択します。
    注: プロファイル タイプに DHCP リレーを選択した場合、構成に影響はありません。DHCP リレー プロファイルは、ゲートウェイに接続しているセグメントに割り当てる必要があります。DHCP リレー プロファイルをゲートウェイに適用すると、冗長構成になります。この機能の動作は既知の問題です。DHCP リレー プロファイルをセグメントに割り当てる方法については、このトピックの「次の手順」にある「セグメントでの DHCP の構成」リンクをクリックしてください。
  6. このゲートウェイに適用する DHCP サーバ プロファイルを選択します。
  7. [保存] をクリックします。

次のタスク

[ネットワーク] > [セグメント] の順に移動します。このゲートウェイに接続している各セグメントで、DHCP 設定、静的割り当て、その他の DHCP オプションを構成します。

詳細な手順については、次の項目を参照してください。

ゲートウェイ DHCP サーバが使用中になると、ゲートウェイでの DHCP サーバの統計情報を確認できます。ゲートウェイで、[DHCP] または [IP アドレス管理] の横にある [サーバ] リンクをクリックします。[DHCP の構成] ページで [統計情報] をクリックします。

ポップアップ ウィンドウが開き、ゲートウェイ DHCP サーバの統計情報が表示されます。

注: ゲートウェイに接続しているセグメントにローカル DHCP サーバを構成している場合、 [DHCP の構成] ページの [統計情報] リンクをクリックしても、ローカル DHCP サーバの統計情報は表示されません。このページには、ゲートウェイ DHCP の統計情報のみが表示されます。