バックアップをリストアすると、バックアップ時にネットワークの状態がリストアされます。また、NSX Manager または グローバル マネージャ アプライアンスによって維持されていた設定もリストアされ、バックアップの作成後にファブリックに行われた変更(ノードの追加や削除など)もすべて調整されます。

バックアップを新しい NSX Manager または グローバル マネージャ アプライアンスにリストアする必要があります。

バックアップを作成したときに、NSX Manager または グローバル マネージャ アプライアンスのクラスタがあった場合は、アプライアンス クラスタにリストアする必要があります。リストア プロセスでは、まず 1 つのノードをリストアします。その後、他のノードを追加するように求められます。

重要:

アプライアンス クラスタ内のノードがまだ利用できる場合は、リストアを開始する前にパワーオフする必要があります。

前提条件

  • バックアップ ファイル サーバのログイン認証情報を入手していることを確認します。
  • バックアップ ファイル サーバの SSH フィンガープリントを入手します。フィンガープリントとして使用できるのは、SHA256 ハッシュの ECDSA キーだけです。リモート サーバの SSH フィンガープリントの検索 を参照してください。
  • バックアップ ファイルのパスフレーズを保持していることを確認します。
  • 利用可能なバックアップのリスト の手順に従って、リストアするバックアップを特定します。バックアップを取得した NSX-T Data Center アプライアンスの IP アドレスまたは FQDN をメモします。

手順

  1. リストアするアプライアンス クラスタ内のノードがオンラインになっている場合は、それらをパワーオフします。
  2. バックアップのリストア先とする新しいアプライアンス ノードを 1 つインストールします。
    • リストアするバックアップのバックアップ リストに IP アドレスが含まれている場合は、同じ IP アドレスを使用して新しい NSX Manager または グローバル マネージャ ノードを展開する必要があります。FQDN を公開するようにノードを構成しないでください。

      2019-01-22;09:01:52 10.196.196.77 35163642-6623-8f6d-7af0-52e03f16faed
      
    • リストアするバックアップのバックアップ リストに FQDN が含まれている場合は、その FQDN を新しいアプライアンス ノードに設定する必要があります。詳細については、「NSX Manager の FQDN の公開」のトピック (『NSX-T Data Center インストール ガイド』の「NSX Manager のインストール」にあります)を参照してください。また、新しいマネージャ ノードに元のノードと異なる IP アドレスが設定されている場合は、DNS サーバでマネージャ ノードの正引き参照と逆引き参照のエントリを新しい IP アドレスで更新する必要があります。

      2019-01-22;09:16:43 nsxmgr.example.com 41893642-597b-915f-5117-7da576df4ff2
      
    新しいマネージャ ノードが実行され、オンラインになったら、リストアを続行できます。
    重要:

    NSX-T Data Center 3.0.1 以降では、FQDN への グローバル マネージャ のリストアがサポートされています。

    NSX-T Data Center 3.0.0 を使用している場合は、 グローバル マネージャ に FQDN を使用しないでください。 NSX-T Data Center 3.0.0 の グローバル マネージャ アプライアンスでは、IP アドレスのバックアップのみがサポートされます。
  3. ブラウザから、管理者権限で NSX Manager または グローバル マネージャ (https://<manager-ip-address>) にログインします。
  4. [システム] > [バックアップとリストア] の順に選択します。
  5. バックアップ ファイル サーバを構成するには、[編集] をクリックします。
  6. IP アドレスまたは FQDN を入力します。
  7. 必要に応じてポート番号を変更します。
    デフォルトは 22 です。
  8. サーバにログインするには、ユーザー名とパスワードを入力します。
  9. [宛先ディレクトリ] テキスト ボックスに、バックアップの保存先を絶対ディレクトリ パスで入力します。
  10. バックアップ データの暗号化で使用したパスフレーズを入力します。
  11. バックアップを格納するサーバの SSH フィンガープリントを入力します。
  12. [保存] をクリックします。
  13. バックアップを選択します。
  14. [リストア] をクリックします。リストア プロセスの実行中に、必要に応じてアクションの実行を求めるプロンプトが表示されます。この手順は、グローバル マネージャ のリストアには使用できません。
    1. CM/vCenter Server 接続の確認:既存のコンピュート マネージャをリストアする場合は、これらのマネージャが新しい NSX Manager ノードに登録され、リストア プロセスで使用できることを確認します。
    2. ファブリック ノードまたはトランスポート ノードを削除あるいは追加した場合には、ノードへのログインやスクリプトの実行など、特定のアクションを実行するように指示されます。バックアップ後に論理スイッチまたはセグメントを作成した場合、リストア後に論理スイッチまたはセグメントは表示されません。
    3. バックアップにマネージャ クラスタに関する情報が含まれている場合は、別のノードを追加するよう求められます。ノードを追加しない場合でも、リストアは続行できます。
    4. 新しいマネージャ ノードが検出されなかったファブリック ノードがある場合は、それらのノードのリストが表示されます。
    進行状況バーにリストア操作の状態が表示され、リストア プロセスで実行中の手順が示されます。
    注: リストア プロセス中に、マネージャ アプライアンスのサービスが再起動し、リストアが完了するまで制御プレーンが使用できなくなります。
    リストア操作の完了後、 [リストアの完了] 画面にリストアの結果、バックアップ ファイルのタイムスタンプ、リストア操作の開始時間と終了時間が表示されます。
    注: バックアップの作成後に作成されたセグメントはリストアされません。

    リストアに失敗すると、エラーが発生した手順(Current Step: Restoring Cluster (DB)Current Step: Restoring Node など)が画面に表示されます。クラスタまたはノードのいずれか一方のリストアが失敗した場合、エラーは一時的なものである可能性があります。その場合、[再試行] をクリックする必要はありません。Manager を再開または再起動すると、リストアが続行します。

    また、ログ ファイルを選択して、クラスタのリストアまたはノードのリストアに失敗したかどうかを確認することもできます。get log-file syslog を実行してシステム ログ ファイルを表示し、「クラスタのリストアに失敗しました」、「ノードのリストアに失敗しました」という文字列を検索します。

    マネージャを再起動するには、restart service manager コマンドを実行します。

    マネージャを再起動するには、reboot コマンドを実行します。

    注: バックアップ後にコンピュート マネージャを追加し、リストア後にコンピュート マネージャを再度追加しようとすると、登録に失敗したことを示すエラー メッセージが表示されます。 [解決] ボタンをクリックすると、エラーを解決して、コンピュート マネージャを正常に追加できます。詳細については、 コンピュート マネージャの追加 の手順 4 を参照してください。 vCenter Server に保存されている NSX-T Data Center に関する情報を削除する場合は、 vCenter Server からの NSX-T Data Center の拡張機能の削除の手順を実行します。

    vCenter Server がバックアップ内のカスタム ポートに登録されている場合は、リストアされたマネージャ アプライアンスですべてのカスタム ポートを手動で開く必要があります。

  15. 1 つのノードのみが展開されている場合、リストアされたマネージャ ノードが起動して稼動した後に、追加のノードを展開してクラスタを形成できます。
    手順については、『 NSX-T Data Center インストール ガイド』を参照してください。
  16. 手順 1 でパワーオフした他のマネージャ クラスタ仮想マシンがある場合は、新しいマネージャ クラスタが展開された後に削除します。