バックアップをリストアすると、バックアップ時にネットワークの状態がリストアされます。また、NSX Manager または グローバル マネージャ アプライアンスによって管理される構成もリストアされます。NSX Manager の場合、バックアップの作成後にファブリックに行われた変更(ノードの追加や削除など)は調整されます。
注:
バックアップからリストアするときに、DNS エントリ(ネーム サーバと検索ドメイン)は保持されません。
バックアップを新しい NSX Manager または グローバル マネージャ アプライアンスにリストアする必要があります。
バックアップの作成時に NSX Manager アプライアンスのクラスタがある場合は、リストア プロセスで最初のノードがリストアされると、他のノードを追加するように求められます。リストア プロセス中または最初のノードがリストアされた後に、他のノードを追加できます。
グローバル マネージャ アプライアンスのクラスタがある場合は、リストア プロセスで 1 つのノードのみをリストアできます。最初のノードのリストアが完了したら、クラスタを作成する必要があります。
重要: アプライアンス クラスタ内のノードがまだ利用できる場合は、リストアを開始する前にパワーオフする必要があります。
前提条件
- バックアップ ファイル サーバのログイン認証情報を入手していることを確認します。
- バックアップ ファイル サーバの SSH フィンガープリントを入手します。フィンガープリントとして受け入れられるのは、SHA256 のハッシュ化された ECDSA(256 ビット)のホスト キーのみです。
- バックアップ ファイルのパスフレーズを保持していることを確認します。
- 利用可能なバックアップのリスト の手順に従って、リストアするバックアップを特定します。バックアップを取得した NSX-T Data Center アプライアンスの IP アドレスまたは FQDN をメモします。
- バックアップの作成時に NSX Manager に NSX Intelligence アプライアンスがインストールされている場合は、バックアップをリストアする前に、新しい NSX Intelligence に同じバージョンの NSX Manager アプライアンスの OVA ファイルをアップロードする必要があります。インストールの詳細については、『VMware NSX Intelligence のインストールとアップグレード』を参照してください。