NSX Manager または グローバル マネージャ アプライアンスが動作不能になった場合や、使用環境を前の状態にリストアする場合は、バックアップからリストアできます。アプライアンスが動作できない場合、データ プレーンに影響はありませんが、構成を変更できなくなります。
NSX-T Data Center の構成をリストアして、いずれかのバックアップにキャプチャされた状態に戻すことができます。
バックアップをリストアする際は、バックアップしたアプライアンスと同じバージョンの NSX-T Data Center を実行している新しいアプライアンスにリストアする必要があります。
バックアップ方法には次の 2 種類があります。
- [定期的]:カスタマイズ可能なスケジュールに基づいてバックアップが定期的に実行されます。常に最新のバックアップを保持することができます。また、構成の変更に対してバックアップを定期的に実行するように設定することもできます。
定期的なバックアップを設定すると、5 分間隔でインベントリのバックアップが実行されます。インベントリをバックアップすることで、トランスポート ノードの追加や削除など、インベントリの最新の更新がリストアに提供されます。
グローバル マネージャ のインベントリ バックアップは収集されません。
- [手動]:バックアップはいつでも、手動で実行できます。
手動バックアップには、インベントリのバックアップは含まれません。
重要: スナップショットを使用して
NSX-T Data Center アプライアンスをバックアップしないでください。詳細と手順については、『
NSX-T Data Center インストール ガイド』
NSX-T Data Center アプライアンスでのスナップショットの無効化を参照してください。