異なる宛先とキーの値を使用してカスタムのポート ミラーリング スイッチング プロファイルを作成することができます。
前提条件
- ポート ミラーリング スイッチング プロファイルの概念を理解します。ポート ミラーリング スイッチング プロファイルの理解 を参照してください。
- ネットワーク トラフィックのリダイレクト先となる宛先論理ポート ID の IP アドレスを指定します。
-
NSX Manager ユーザー インターフェイスで [マネージャ] モードが選択されていることを確認します。NSX Manager を参照してください。[ポリシー] モード ボタンと [マネージャ] モード ボタンが表示されない場合は、ユーザー インターフェイスの設定を参照してください。
手順
- ブラウザから、NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) に管理者権限でログインします。
- の選択
- [ポート ミラーリング] を選択して、ポート ミラーリングのスイッチング プロファイルの詳細を入力します。
オプション 説明 名前と説明 カスタムのポート ミラーリング スイッチング プロファイルに名前を割り当てます。
オプションとして、このプロファイルをカスタマイズするために変更した設定の説明を入力することができます。
方向 この送信元を [入力方向]、[出力方向] または [双方向] トラフィックに使用するためのオプションをドロップダウン メニューから選択します。
入力方向は、仮想マシンから論理ネットワークへ向かう送信ネットワーク トラフィックです。
出力方向は、論理ネットワークから仮想マシンへ向かう受信ネットワーク トラフィックです。
双方向は、仮想マシンから論理ネットワーク、および論理ネットワークから仮想マシンへの双方向のトラフィックです。デフォルトのオプションです。
パケット廃棄 任意。範囲は 60 ~ 65535 です。 キー 論理ポートからミラーリングされたパケットを識別するためにランダムの 32 ビット値を入力します。
このキーの値は、ミラーリングされた各パケットの GRE ヘッダー内の [キー] フィールドにコピーされます。キーの値を 0 にセットすると、デフォルトの定義が GRE ヘッダーの [キー] フィールドにコピーされます。
デフォルトの 32 ビット値は次の値で設定されます。
- 最初の 24 ビットは VNI 値です。VNI はカプセル化されたフレームの IP アドレス ヘッダーの一部です。
- 25 番目のビットは、最初の 24 ビットが有効な VNI 値かどうかを示します。1 は値が有効であることを表わし、0 は値が無効であることを表わします。
- 26 番目のビットは、ミラーリングされたトラフィックの方向を示します。1 は入力方向を表わし、0 は出力方向を表わします。
- 残りの 6 ビットは未使用です。
宛先 ミラーリング セッションのコレクタの宛先 ID を入力します。
宛先の IP アドレス ID には、ネットワーク内の IPv4 アドレス、または NSX-T Data Center によって管理されていないリモートの IPv4 アドレスのいずれかのみを使用できます。宛先 IP アドレスは、カンマ区切りで最大 3 つまで追加することができます。
- [保存] をクリックします。
結果
カスタムのポート ミラーリング スイッチング プロファイルがリンクとして表示されます。
次のタスク
スイッチング プロファイルを論理スイッチまたは論理ポートに適用します。マネージャ モードでの論理スイッチ ポートへのカスタム プロファイルの関連付けまたはマネージャ モードでの論理ポートとカスタム プロファイルの関連付けを参照してください。
カスタマイズされたポート ミラーリング スイッチング プロファイルが動作することを確認します。カスタムのポート ミラーリング スイッチング プロファイルの確認 を参照してください。