PXE サーバを使用して、ベアメタル サーバの NSX Edge のインストールを自動化します。あるいは、ISO ファイルを使用して NSX Edge をベアメタル サーバにインストールします。
PXE ブートのインストールは、NSX Manager の接続設定ではサポートされていません。IP アドレス、ゲートウェイ、ネットワーク マスク、NTP、DNS などのネットワークも設定できません。
前提条件
- デフォルトでは、LAG 形成のためにイーサネット デバイスを集約する NSX Edge ベアメタル ボンディング デバイスは、ロード バランシング用に最適化されています。このため、ボンディング デバイスは、CPU がパケットを送信するローカル NUMA ノード上のネットワーク デバイスのみを使用します。ボンディングを形成しているデバイスが複数の NUMA ノードにまたがり、パケット処理に割り当てられている CPU が NUMA ノードのサブセットに属している場合、一部のデバイスのみがトラフィックを送信します。つまり、ボンディング デバイスから送信されるトラフィックのロード バランシングに一部のデバイスしか使用されないため、デフォルトの最適化を無効にすることはできません。
ただし、ボンディングのすべてのイーサネット デバイスを使用してトラフィックのロード バランシングを行う場合は、パケット処理用の CPU が接続している NUMA ノードにすべてのイーサネット デバイスを移動する必要があります。
注: フェイルオーバーとロード バランシングは排他的です。ローカル NUMA ノードに接続しているイーサネット デバイスが停止すると、そのトラフィックは他のデバイスに送信されます(NUMA のローカルにないデバイスに送信される場合もあります)。ロード バランシングの最適化は、フェイルオーバー機能に影響しません。
- BIOS 設定を編集して、サブ NUMA クラスタリングを無効にします。NSX-T Data Center は、サブ NUMA クラスタリングをサポートしていません。詳細については、ナレッジベースの記事「https://kb.vmware.com/s/article/91790」を参照してください。