NSX Manager は、KVM 仮想マシンとしてインストールできます。また、KVM を NSX-T Data Center トランスポート ノードのハイパーバイザーとして使用することもできます。

KVM のゲスト仮想マシンの管理は、このガイドの対象範囲外です。ここでは簡単な KVM CLI コマンドを紹介します。

KVM CLI でゲスト仮想マシンを管理するには、 virsh コマンドを使用します。一般的な virsh コマンドをいくつか示します。詳細については、KVM のドキュメントを参照してください。
# List running
virsh list 
 
# List all              
virsh list --all          

# Control instances
virsh start <instance>
virsh shutdown <instance>
virsh destroy <instance>
virsh undefine <instance>
virsh suspend <instance>
virsh resume <instance>

# Access an instance's CLI
virsh console <instance>
Linux CLI では、 ifconfig コマンドが、ゲスト仮想マシン用に作成されたインターフェイスを表す vnetX インターフェイスを表示します。ゲスト仮想マシンを追加すると、vnetX インターフェイスが追加されます。
ifconfig
...

[vnet0]     Link encap:Ethernet  HWaddr fe:54:00:b0:a0:6d
          inet6 addr: fe80::fc54:ff:feb0:a06d/64 Scope:Link
          UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:13183 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:181524 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:500
          RX bytes:4984832 (4.9 MB)  TX bytes:29498709 (29.4 MB)