NSX Manager または グローバル マネージャ クラスタを形成すると、高可用性と信頼性が得られます。join コマンドを使用して、クラスタを作成できます。
前提条件
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NSX Manager クラスタを作成するには、3 つのノードを展開してクラスタを作成します。
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グローバル マネージャ クラスタを作成するには、3 つのノードを展開してクラスタを作成します。ただし、グローバル マネージャ に NSX-T Data Center 3.0.0 がインストールされている場合は、1 つのノードのみを展開し、クラスタを形成しません。グローバル マネージャ のインストール を参照してください。
手順
結果
ホストで get managers コマンドを実行して結果を確認します。
host> get managers
- 192.168.110.47 Connected
NSX Manager のユーザー インターフェイスの [ファブリック] > [ノード] > [ホスト] で、ホストの MPA 接続が [稼動中] になっていることを確認します。
ファブリック ホストの状態は [GET https://<nsx-mgr>/api/v1/fabric/nodes/<fabric-node-id>/state] API 呼び出しで確認することもできます。
{ "details": [], "state": "success" }
管理プレーンからホストの証明書が制御プレーンに送信され、制御プレーンによって制御プレーンの情報がホストにプッシュされます。
各 ESXi ホストの
/etc/vmware/nsx/controller-info.xml に
NSX Controller のアドレスが記載されています。または
get controllers を使用して CLI にアクセスしてください。
[root@host:~] cat /etc/vmware/nsx/controller-info.xml <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config> <connectionList> <connection id="0"> <server>10.143.1.47</server> <port>1234</port> <sslEnabled>true</sslEnabled> <pemKey>-----BEGIN CERTIFICATE-----...-----END CERTIFICATE-----</pemKey> </connection> <connection id="1"> <server>10.143.1.45</server> <port>1234</port> <sslEnabled>true</sslEnabled> <pemKey>-----BEGIN CERTIFICATE-----...-----END CERTIFICATE-----</pemKey> </connection> <connection id="2"> <server>10.143.1.46</server> <port>1234</port> <sslEnabled>true</sslEnabled> <pemKey>-----BEGIN CERTIFICATE-----...-----END CERTIFICATE-----</pemKey> </connection> </connectionList> </config>NSX-T Data Center へのホスト接続が開始され、ホストがトランスポート ノードに昇格するまで「CLOSE_WAIT」状態で維持されます。これは [esxcli network ip connection list | grep 1234] コマンドで確認できます。
# esxcli network ip connection list | grep 1234 tcp 0 0 192.168.210.53:45823 192.168.110.34:1234 [CLOSE_WAIT] 37256 newreno netcpaKVM の場合は netstat -anp --tcp | grep 1234 コマンドを使用します。
user@host:~$ netstat -anp --tcp | grep 1234
tcp 0 0 192.168.210.54:57794 192.168.110.34:1234 [CLOSE_WAIT] -
次のタスク
トランスポート ゾーンを作成します。スタンドアローン ホストまたはベア メタル サーバ トランスポート ノードの作成 を参照してください。