NSX Manager または他の NSX-T Data Center アプライアンスをインストールする前に、環境がサポートされている要件を満たしていることを確認します。
ホスト トランスポート ノードとしてサポートされているハイパーバイザー
ハイパーバイザー | バージョン | CPU コア | メモリ |
---|---|---|---|
vSphere | サポート対象の vSphere バージョン | 4 | 16 GB |
CentOS Linux KVM | 7.6 | 4 | 16 GB |
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) KVM | 7.7、7.6 | 4 | 16 GB |
SUSE Linux Enterprise Server KVM | 12 SP3、12 SP4 | 4 | 16 GB |
Ubuntu KVM | 16.04、18.04.2 LTS | 4 | 16 GB |
サポートの説明 | ハイパーバイザー |
---|---|
ESXi | サポート対象のホストについては、VMware 製品互換性マトリクスを参照してください。 |
KVM | RHEL 7.6 および Ubuntu 18.04.2 LTS |
ESXi ホストに対しては、NSX-T Data Center は vSphere 6.7 U1 以降でホスト プロファイルおよび Auto Deploy 機能をサポートします。詳細については、『VMware ESXi のインストールとセットアップ』の「vSphere Auto Deploy について」を参照してください。
ハイパーバイザー ホストのネットワーク要件
- [I/O デバイス タイプ] で、ネットワーク を選択します。
- サポートされている GENEVE カプセル化を使用するには、[機能] で、GENEVE オプションを選択します。
- 拡張データ パスを使用するには、N-VDS 拡張データ パス を選択します。
拡張データ パスの NIC ドライバ
My VMware 画面からサポート対象の NIC ドライバをダウンロードします。
NIC カード | NIC ドライバ |
---|---|
Intel 82599 |
ixgben 1.1.0.26-1OEM.670.0.0.7535516 |
Intel(R) Ethernet Controller X710 for 10GbE SFP+ Intel(R) Ethernet Controller XL710 for 40GbE QSFP+ |
i40en 1.2.0.0-1OEM.670.0.0.8169922 |
NSX Manager 仮想マシンのリソース要件
シン仮想ディスクのサイズは 3.8 GB、シック仮想ディスクのサイズは 300 GB です。
アプライアンスのサイズ | メモリ | vCPU | ディスク容量 | 仮想マシンのハードウェア バージョン |
---|---|---|---|---|
NSX Manager 極小規模 | 8 GB | 2 | 300 GB | 10 以降 |
NSX Manager の小規模な仮想マシン | 16 GB | 4 | 300 GB | 10 以降 |
NSX Manager の中規模の仮想マシン | 24 GB | 6 | 300 GB | 10 以降 |
NSX Manager の大規模な仮想マシン | 48 GB | 12 | 300 GB | 10 以降 |
-
極小規模な仮想マシンのリソース サイズは、Cloud Service Manager アプライアンス (CSM) にのみ使用できます。必要に応じて、極小規模以上の仮想マシン サイズに CSM を展開します。詳細については、NSX Cloud の展開の概要を参照してください。
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NSX Manager の小規模な仮想マシンのアプライアンス サイズは、ラボおよび POC(事前検証)の環境に適しています。本番環境では使用しないでください。
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NSX Manager の中規模の仮想マシンのアプライアンス サイズは、一般的な本番環境に適しています。このアプライアンス サイズを使用して構成された NSX-T 管理クラスタは、最大 64 のハイパーバイザーをサポートできます。
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NSX Manager の大規模な仮想マシンのアプライアンス サイズは、大規模な環境に適しています。このアプライアンス サイズを使用して構成された NSX-T 管理クラスタは、64 を超えるハイパーバイザーをサポートできます。
NSX Manager の大規模な仮想マシンのアプライアンス サイズを使用して最大のスケーリングを行う場合は、https://configmax.vmware.com/guest にある VMware Configuration Maximums ツールに移動し、製品リストから NSX-T Data Center を選択します。
言語サポート
NSX Manager は、英語、ドイツ語、フランス語、日本語、簡体字中国語、韓国語、繁体字中国語、スペイン語にローカライズされています。
NSX Manager のブラウザのサポート
NSX Manager には次のブラウザを使用することをおすすめします。
ブラウザ | Windows 10 | Mac OS X 10.13、10.14 | Ubuntu 18.04 |
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Google Chrome 80 | ○ | ○ | ○ |
Mozilla Firefox 72 | ○ | ○ | ○ |
Microsoft Edge 80 | ○ | ||
Apple Safari 13 | ○ |
- Internet Explorer はサポートされていません。
- サポートされるブラウザの最小解像度は、1280 × 800 ピクセルです。
- 言語サポート:NSX Manager は、英語、ドイツ語、フランス語、日本語、簡体字中国語、韓国語、繁体字中国語、スペイン語にローカライズされています。NSX Manager のローカライズではブラウザの言語設定が使用されるため、設定が目的の言語と一致することを確認してください。NSX Manager インターフェイス自体に言語プリファレンスはありません。
ネットワーク遅延の要件
NSX Manager クラスタの NSX Manager 間のネットワークの最大遅延は 10 ミリ秒です。
NSX Manager とトランスポート ノード間のネットワークの最大遅延は 150 ミリ秒です。
ストレージ要件
- ディスク アクセスの最大遅延は 10 ミリ秒未満です。
- NSX Manager は共有ストレージに配置することをおすすめします。
- ストレージ障害の発生ですべての NSX Manager のファイル システムが読み取り専用モードにならないように、ストレージを高可用性にする必要があります。
最適な高可用性ストレージ ソリューションを設計する方法については、ご使用のストレージ テクノロジーのドキュメントを参照してください。