フェデレーションを使用するには、グローバル マネージャ をインストールする必要があります。

グローバル マネージャ アプライアンスのインストールは、NSX Manager アプライアンスのインストールと似ています。唯一の違いは、アプライアンスの展開時にロールに NSX Global Manager を選択することです。

NSX-T Data Center 3.0.0 をインストールする場合は、1 台のグローバル マネージャ アプライアンスをインストールします。

NSX-T Data Center 3.0.1 をインストールする場合は、3 台のグローバル マネージャ アプライアンスをインストールして、クラスタを形成します。

重要: NSX-T Data Center 3.0.0 アプライアンスを展開する場合は、その FQDN を公開するように グローバル マネージャ ノードを構成しないでください。 NSX-T Data Center 3.0.0 では、FQDN ではなく、IP アドレスからのみ グローバル マネージャ をリストアできます。

前提条件

  • ご使用の環境が NSX Manager の要件を満たしていることを確認します。NSX Manager 仮想マシンとホスト トランスポート ノードのシステム要件 を参照してください。

  • グローバル マネージャ の場所を決めます。
  • NSX-T Data Center 3.0.0 以降を使用して グローバル マネージャ アプライアンスをインストールしていることを確認します。
    重要: フェデレーション環境内のすべてのグローバル マネージャおよびローカル マネージャ アプライアンスには、同じバージョンの NSX-T Data Center がインストールされている必要があります。

手順

  1. 最初のグローバル マネージャ アプライアンスをインストールします。
  2. NSX Manager 仮想アプライアンスにログインします。
  3. (オプション) グローバル マネージャを vSphere にインストールしている場合は、コンピュート マネージャを構成します。
    コンピュート マネージャの追加 を参照してください。
  4. NSX-T Data Center 3.0.1 をインストールしている場合は、グローバル マネージャ クラスタを作成します。
  5. グローバル マネージャを vSphere にインストールした場合は、スナップショットを無効にします。
  6. グローバル マネージャ クラスタの仮想 IP アドレスを構成します。
    クラスタの仮想 IP アドレスの構成 を参照してください。