NSX Data Center for vSphere の移行を完了する際に、エラーが表示されることがあります。問題の解決に、以下のトラブルシューティング情報が役立つ場合があります。
Migration Coordinator へのアクセス
問題 | 解決方法 |
---|---|
に Migration Coordinator が表示されない。 | NSX Manager で Migration Coordinator サービスが実行されているかどうかを確認します。 manager> get service migration-coordinator Service name: migration-coordinator Service state: running サービスが実行されていない場合は、 |
Cigration Coordinator サービスに戻ると、進行中の移行が表示されない。 |
Migration Coordinator は
vCenter Server または
NSX Manager の認証情報を保存しません。移行が進行中の場合に Migration Coordinator サービスを再起動すると、
ページに古い設定情報が表示されたり、設定情報が表示されなかったりすることがあります。Migration Coordinator サービスの再起動中に最新の移行状態を表示するには、次の操作を実行します。
|
構成の問題のインポート
問題 | 解決方法 |
---|---|
構成のインポートに失敗する。 |
|
ホストの移行の問題
問題 | 解決方法 |
---|---|
コンピュート マネージャの構成が見つからないため、ホストの移行が失敗する。 | 移行するには、コンピュート マネージャの構成が必要です。ただし、移行を開始した後に NSX Manager からコンピュート マネージャの構成が削除された場合は、Migration Coordinator によって設定が維持されます。移行はホストの移行手順まで続行され、そこで失敗します。 NSX Manager にコンピュート マネージャを追加し、NSX for vSphere 構成の最初のインポートに使用された vCenter Server の詳細を入力します。 |
古い dvFilters が存在するため、ホストの移行に失敗する。 エラーメッセージの例: |
移行に失敗したホストにログインし、切断されたポートを特定して、適切な仮想マシンを再起動するか、切断されたポートを接続します。その後、ホストの移行手順を再試行できます。
|
vMotion を使用してホストを移行した後、NSX for vSphere で SpoofGuard が有効になっていると、仮想マシンでトラフィックが停止することがあります。 症状: /var/run/log/ にあるホストの vmkernel.log ファイルに、SpoofGuard によるトラフィックのドロップが表示されます。 たとえば、ログ ファイルに次の項目が表示されます。 原因: 論理スイッチと論理スイッチ ポートの構成が Migration Coordinator で移行されています。これにより、SpoofGuard の構成が移行されています。ただし、検出されたポートの割り当ては vMotion で移行されません。このため、SpoofGuard はパケットをドロップします。 |
移行前に
NSX for vSphere で SpoofGuard が有効になっている場合は、仮想マシンの vMotion 後に、次のいずれかの回避策を行います。
最初の 2 つのオプションの場合、ネットワーク トラフィックがすぐにリストアされます。
3 番目のオプションの場合:
|