[構成の解決] 画面には、移行でサポートされていない機能と構成、移行前に NSX for vSphere 環境で修正が必要な問題が表示されます。

移行を妨げている問題と警告を確認した後、NSX-T に移行する前に、NSX for vSphere 環境で構成の変更が必要になる場合があります。NSX for vSphere 環境の変更を行う場合は、移行を再開して、新しい構成を選択する必要があります。作業の重複を回避するために、入力する前に移行に関するすべてのフィードバックを確認します。

注: 一部の NSX for vSphere 機能には、証明書などの自動構成が存在する場合があります。これらの構成が特定のトポロジでサポートされていない機能を対象としている場合、これらの自動構成には、移行からスキップする必要がある問題としてフラグが設定されます。たとえば、Edge Services Gateway で L4-L7 サービスをサポートしていないトポロジの場合、VPN と DNS に関する証明書が存在すると問題が発生するため、これらの構成を移行からスキップする必要があります。

手順

  1. [構成の解決] 画面を開き、[ブロック] カテゴリで報告された問題を確認し、NSX for vSphere 環境の変更が必要な問題を特定します。
    図 1. [構成の解決] 画面に表示されるブロック問題
    移行を妨げている問題としては、次のようなものがあります。
    • メンテナンス モードの移行で DRS 構成が正しくない。
    • メンテナンス モードの移行を行うホストで vMotion vmknic が構成されていません。
    • VXLAN UDP ポートがサポートされていない。
  2. 各カテゴリで報告された警告と問題を確認します。
    図 2. [構成の解決] 画面に表示される警告と問題のカテゴリ

    [構成の解決] 画面に表示される警告と問題のカテゴリ
    1. [警告] をクリックして、情報を確認します。
    2. すべてのカテゴリで報告された問題を確認します。

次のタスク

移行を妨げる問題が見つかった場合は、移行を続行する前に、NSX for vSphere 環境で問題を修正します。NSX for vSphere 環境の変更 を参照してください。

移行を妨げている問題または NSX for vSphere 環境の変更が必要となるその他の構成が見つからなかった場合は、移行を続行できます。構成の問題への入力の指定 を参照してください。