Tier-0 論理ルーターに転送タイマーを構成できます。
転送タイマーは、最初の BGP セッションが確立してからルーターが通知を送信するまでの時間を秒単位で定義します。このタイマー(以前の転送遅延)により、動的ルーティング (BGP) を使用する NSX Edge でアクティブ/アクティブ構成またはアクティブ/スタンバイ構成の論理ルーターがフェイルオーバーした場合に、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。ここには、最初の BGP/BFD セッション後に外部ルーター (TOR) がすべてのルートを通知するまでの秒数を設定する必要があります。タイマー値は、ルーターが学習するノースバウンドの動的ルートの数に比例します。Edge ノードが 1 台の場合には、このタイマーは 0 に設定する必要があります。
前提条件
NSX Manager ユーザー インターフェイスで [マネージャ] モードが選択されていることを確認します。NSX Manager を参照してください。[ポリシー] モード ボタンと [マネージャ] モード ボタンが表示されない場合は、ユーザー インターフェイスの設定を参照してください。
手順
- ブラウザから、NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) に管理者権限でログインします。
- の順に選択します。
- Tier-0 論理ルーターを選択します。
- の順に選択します。
- [編集] をクリックします。
- 転送タイマーの値を入力します。
- [保存] をクリックします。