TLS プロトコルのバージョン、暗号スイートなど、NSX Manager クラスタの API サービスのプロパティを変更できます。
ここでは、NSX API サービス呼び出しを実行して TLS 1.1 プロトコルを無効にし、API サービス構成の暗号スイートを有効または無効にするワークフローについて説明します。
API スキーマ、要求の例、応答の例、NSX API サービスのエラー メッセージの詳細については、『NSX-T Data Center API ガイド』を参照してください。
手順
- 次の GET API を実行して、NSX API サービスの構成を確認します。
GET https://<NSX-Manager-IP>/api/v1/cluster/api-service
API 応答には、暗号スイートと TLS プロトコルのリストが含まれています。
- TLS 1.1 プロトコルを無効にします。
- TLSv1.1 を
enabled = false
に設定します。
- 次の PUT API を実行して、NSX API サーバに変更を送信します。
PUT https://<NSX-Manager-IP>/api/v1/cluster/api-service
- 暗号スイートを有効または無効にします。
- 要件に応じて、1 つ以上の暗号名を
enabled = false
または enabled = true
に設定します。
- 次の PUT API を実行して、NSX API サーバに変更を送信します。
PUT https://<NSX-Manager-IP>/api/v1/cluster/api-service
結果
API で更新されると、各 NSX Manager ノードの API サービスが再起動します。API 呼び出しが完了してから新しい構成が有効になるまで、最大で 1 分ほどの遅延が生じる場合があります。API サービス構成の変更は、NSX Manager クラスタ内のすべてのノードに適用されます。