NSX フェデレーションでは、アクティブ グローバル マネージャで構成を変更します。変更は、関連するローカル マネージャおよびスタンバイ グローバル マネージャ(ある場合)と同期されます。また、ローカル マネージャの間で一部の情報が同期されます。
グローバル マネージャでの変更
グローバル マネージャは、NSX Manager インターフェイスと類似したユーザー インターフェイスを提供します。
グローバル マネージャで作成された構成は、ローカル マネージャで読み取り専用になります。ローカル マネージャの構成は、グローバル マネージャと同期されません。
グローバル マネージャは、構成がその場所に関連付けられている場合にのみ、ローカル マネージャと構成を同期します。たとえば、Tier-0 ゲートウェイを作成して場所 1、場所 2、場所 3 に追加すると、構成はこの 3 つのローカル マネージャと同期されます。
スタンバイ グローバル マネージャがある場合、アクティブ グローバル マネージャとスタンバイ グローバル マネージャの間でも構成が同期されます。
Tier-0 ゲートウェイが位置 1 と場所 2 にのみ追加されている場合、構成は場所 3 と同期されません。
![この図では、アクティブ グローバル マネージャの構成がスタンバイ グローバル マネージャ(ある場合)と同期され、また、構成が展開されているローカル マネージャとのみ同期されています。](images/GUID-9E287481-62E2-4503-A39C-51FE6A5D90A2-high.png)
ローカル マネージャでの変更
ローカル マネージャでは、そのローカル マネージャに固有のオブジェクトを作成できます。これらのオブジェクトは、グローバル マネージャや他のローカル マネージャと同期されません。
![この図では、ローカル マネージャでローカルに作成された構成が他のローカル マネージャまたはグローバル マネージャと同期されていません。](images/GUID-F30C38CC-3B5D-4378-AD24-9B824F72DE1D-high.png)
ローカル マネージャでのグローバル マネージャの変更の認識
グローバル マネージャは、グローバル マネージャ構成に対してのみ変更を検証します。ローカル マネージャがグローバル マネージャから構成を受け取ると、そのローカル マネージャのファブリック ノードで構成が認識されます。この認識中に、エラーまたは競合が検出されることがあります。
たとえば、グローバル マネージャから Tier-0 ゲートウェイを作成し、次にローカル マネージャから Tier-1 ゲートウェイを作成して、Tier-0 ゲートウェイに接続できます。
![この図は、グローバル マネージャが複数の場所に拡張される Tier-0 ゲートウェイを提供している場合に、単一のローカル マネージャで Tier-1 ゲートウェイとセグメントを作成できることを示しています。](images/GUID-9E52121C-A192-4A60-A2CC-590A133B7768-high.png)
- Tier-0 ゲートウェイは、場所 2 のローカル マネージャから削除できます。
- Tier-0 ゲートウェイは、場所 1 のローカル マネージャから削除できません。
- Tier-0 ゲートウェイは、グローバル マネージャ上で削除対象としてマークされます。
- グローバル マネージャの場合:
GET /global-manager/api/v1/global-infra/realized-state/alarms
- ローカル マネージャの場合:
GET /policy/api/v1/infra/realized-state/alarms