ISO ファイルを使用して、インタラクティブ モードで NSX Edge デバイスをベアメタルにインストールします。

前提条件

  • システム BIOS モードがレガシー BIOS に設定されていることを確認します。
  • NSX Edge のインストール要件NSX Edge のネットワーク要件を参照してください。

手順

  1. MyVMware アカウント (myvmware.com) に移動し、[VMware NSX-T Data Center] > [ダウンロード] の順に移動します。
  2. ベアメタルの NSX Edge の ISO ファイルを見つけて、ダウンロードします。
  3. ベア メタルの ILO にログインします。
  4. 仮想コンソール プレビューで [起動] をクリックします。
  5. [仮想メディア] > [仮想メディアに接続] の順に選択します。
    仮想メディアの接続を数秒間待機します。
  6. [仮想メディア ] > [CD/DVD のマッピング] の順に選択し、ISO ファイルを参照します。
  7. [次回起動] > [仮想 CD/DVD/ISO] の順に選択します。
  8. [電源] > [システムのリセット(ウォーム ブート)] の順に選択します。
    インストール時間は、ベア メタル環境によって異なります。
  9. [インタラクティブ インストール] を選択します。
    Enter キーを押した後、開始するまでに 10 秒程かかる可能性があります。 NSX-T Data Center 3.1.0 以降では、カーネル起動引数を編集します。 NSX-T Data Center 3.1.1 以降を使用している場合は、次の手順を実行する必要はありません。
    1. Tab キーを押して、カーネル起動引数を編集します。
    2. カーネル起動引数を次のように変更します。
      /install/vmlinuz FRONTEND_BACKGROUND=original auto=true priority=high preseed/file=/cdrom/preseed-interactive.cfg nomodeset initrd=/install/initrd.gz fb=false netcfg/do_not_use_netplan=true -- quiet net.ifnames=0 biosdevname=0
    3. Enter キーを押してインストールを開始します。
  10. [キーボードの構成] 画面で、インストーラがキーボードを自動検出する必要がある場合は Yes を選択します。必要がない場合は、No を選択します。
  11. 言語として [英語 US] を選択します。
  12. [ネットワークの構成] 画面で、該当するプライマリ ネットワーク インターフェイスを選択します。
  13. 選択したプライマリ インターフェイスに接続するホスト名を入力し、Ok をクリックします。

    パワーオン中に、インストーラから DHCP を介したネットワーク構成を求められます。環境内で DHCP を使用できない場合は、インストーラに IP アドレスの設定を求めるプロンプトが表示されます。

    デフォルトでは、root のログイン パスワードは [vmware] で、admin のログイン パスワードは [default] です。

  14. [kickstart を使用して NSX アプライアンスを構成] 画面で、次の操作を行います。
    • ベアメタル サーバで NSX の構成を自動化する場合は、NSX kickstart 構成ファイルの URL を入力します。
    • ベアメタル サーバで NSX を手動で構成する場合は、このフィールドを空白のままにします。
  15. システム要件を満たすディスク サイズを選択します。
  16. [パーティション ディスク] 画面で、次のいずれかのオプションを選択します。
    • 既存のパーティションのマウントを解除して、ディスクに新しいパーティションを作成できるようにするには、Yes を選択します。
    • 既存のパーティションを使用する場合は、No を選択します。
  17. NSX Edge ノードが起動したら、admin の認証情報を使用して CLI にログインします。
    注: NSX Edge ノードの起動後、最初のログイン時に admin の認証情報を使用しなかった場合、データ プレーン サービスは NSX Edge ノードで自動的に開始されません。
  18. get interface eth0 コマンド(VLAN なし)または get interface eth0.<vlan_ID> コマンド(VLAN あり)を実行し、IP アドレスが想定どおりに適用されていることを確認します。
    nsx-edge-1> [get interface eth0.100] 
    
    Interface: eth0.100
      Address: 192.168.110.37/24
      MAC address: 00:50:56:86:62:4d
      MTU: 1500
      Default gateway: 192.168.110.1
      Broadcast address: 192.168.110.255
      ...
    
    注: NSX で管理されていないホストで NSX Edge ノードを起動する場合は、データ NIC の物理ホスト スイッチで MTU 設定が 1500 ではなく 1600 に設定されていることを確認します。
  19. 接続問題のトラブルシューティングを行います。
    注: 接続が確立されていない場合は、仮想マシン ネットワーク アダプタが適切なネットワークまたは VLAN に置かれていることを確認します。

    デフォルトでは、NSX Edge ノードのデータパスは、管理 NIC(IP アドレスとデフォルト ルートを持つ NIC)を除くすべての仮想マシン NIC を要求します。管理インターフェイスとして NIC を誤って割り当てた場合は、次の手順に従って DHCP を使用し、正しい NIC に管理 IP アドレスを割り当てます。

    1. NSX Edge CLI にログインして stop service dataplane コマンドを入力します。
    2. set interface interface dhcp plane mgmt コマンドを入力します。
    3. interface を DHCP ネットワークに置き、IP アドレスが interface に割り当てられるまで待ちます。
    4. start service dataplane コマンドを入力します。
      VLAN アップリンクとトンネル オーバーレイに使用するデータパス fp-ethX ポートが、 NSX Edge ノード上で [get interfaces] コマンドと [get physical-port] コマンドに示されます。

次のタスク

管理プレーンに NSX Edge を参加させなかった場合は、NSX Edge の管理プレーンへの追加を参照してください。