このセクションでは、ターゲット クラスタにステートレス ホストの外部に存在する場合の使用事例について説明します。

重要: ステートレス ホストでは、次の点に注意してください。
  • (N-VDS スイッチ上で)NSX-T 2.4 と NSX-T 2.4.1 では、VSS/VDS から N-VDS に vmk0 アダプタを移行できません。
  • (N-VDS スイッチ上で)NSX-T 2.5 では、VSS/VDS から N-VDS への vmk0 アダプタの移行がサポートされています。
  • (VDS スイッチ上で)VMkernel アダプタの移行はサポートされません。
ターゲット ホストの状態 リファレンス ホストの構成 ターゲット ホストの Auto Deploy の手順

ホストはパワーオフ状態です(初回開始時)。その後、クラスタに追加されています。

ターゲット クラスタにデフォルトの Auto Deploy ルールが構成され、ホスト プロファイルに関連付けられています。

TNP はクラスタに適用されています。

リファレンス ホストから抽出されたホスト プロファイルでは、vSwitch に VMkernel アダプタ 0 (vmk0) が構成され、N-VDS スイッチに VMkernel アダプタ 1 (vmk1) が構成されています。

NSX-T では、TNP に vmk1 移行マッピングのみが構成されています。

  1. ホストをパワーオンします。
    ホストがパワーオンされた後:
    • ホストがクラスタに追加されます。

    • ホスト プロファイルがターゲット ホストに適用されます。

    • vmk0 アダプタは vSwitch 上にあり、vmk1 アダプタは一時スイッチ上にあります。
    • TNP がトリガします。
    • TNP がクラスタに適用された後、vmk0 アダプタが vSwitch 上にあり、vmk1 が N-VDS スイッチに移行されます。
  2. (オプション)ホストがホスト プロファイルに準拠していない場合は、ホストを再起動してホストに準拠させます。

    ホストが ESXiNSX-T VIB で正常に展開されました。

ホストはパワーオフ状態です(初回開始時)。その後、クラスタに追加されています。

ターゲット クラスタにデフォルトの Auto Deploy ルールが構成され、ホスト プロファイルに関連付けられています。

TNP はクラスタに適用されています。

リファレンス ホストから抽出されたホスト プロファイルでは、N-VDS スイッチに VMkernel アダプタ 0 (vmk0) と VMkernel アダプタ 1 (vmk1) が構成されています。

NSX-T では、TNP に vmk0 と vmk1 の移行のみが構成されています。

  1. ホストをパワーオンします。
    ホストがパワーオンされた後:
    • ホストがクラスタに追加されます。

    • ホスト プロファイルがターゲット ホストに適用されます。

    • vmk0 アダプタと vmk1 アダプタは一時スイッチ上にあります。
    • TNP がトリガします。
    • TNP がクラスタに適用された後、vmk0 と vmk1 が N-VDS スイッチに移行されます。

ホストが ESXiNSX-T VIB で正常に展開されました。

ホストはパワーオン状態です。その後、クラスタに追加されています。

ターゲット クラスタにデフォルトの Auto Deploy ルールが構成され、ホスト プロファイルに関連付けられています。

ターゲット ホストに vmk0 アダプタのみが構成されています。

リファレンス ホストから抽出されたホスト プロファイルでは、vSwitch に VMkernel アダプタ 0 (vmk0) が構成され、N-VDS スイッチに VMkernel アダプタ 1 (vmk1) が構成されています。

NSX-T では、TNP に vmk1 移行マッピングが構成されています。

  1. ホストをクラスタの一部にします。
  2. ホストを再起動します。

    ホストが再起動すると、ホスト プロファイルがターゲット ホストに適用されます。

    • vmk0 アダプタが vSwitch に接続され、vmk1 アダプタが一時 NSX スイッチに接続されます。
    • TNP がトリガーされます。
    • vmk1 が N-VDS スイッチに移行されます。
  3. (オプション)ホストがホスト プロファイルに準拠していない場合は、ホストを再起動してホストに準拠させます。

ホストが ESXiNSX-T VIB で正常に展開されました。

ホストはパワーオン状態です。その後、クラスタに追加されています。

ターゲット クラスタにデフォルトの Auto Deploy ルールが構成され、ホスト プロファイルに関連付けられています。

ターゲット ホストに vmk0 アダプタのみが構成されています。

リファレンス ホストから抽出されたホスト プロファイルでは、N-VDS に VMkernel アダプタ 0 (vmk0) と VMkernel アダプタ 1 (vmk1) が構成されています。

NSX-T では、TNP に vmk0 と vmk1 の移行のみが構成されています。

  1. ホストをクラスタの一部にします。
  2. ホストを再起動します。

    ホストが再起動すると、ホスト プロファイルがターゲット ホストに適用されます。

    • vmk0 アダプタと vmk1 アダプタが 一時 NSX スイッチに接続します。
    • TNP がトリガします。
    • vmk0 と vmk1 が N-VDS スイッチに接続します。

ホストが ESXiNSX-T VIB で正常に展開されました。

ホストはパワーオン状態です。その後、クラスタに追加されています。

ターゲット クラスタにデフォルトの Auto Deploy ルールが構成され、ホスト プロファイルに関連付けられています。

ターゲット ホストに vmk0 と vmk1 のネットワーク マッピングが構成されています。

リファレンス ホストから抽出されたホスト プロファイルでは、vSwitch に VMkernel アダプタ 0 (vmk0) が構成され、N-VDS スイッチに VMkernel アダプタ 1 (vmk1) が構成されています。

NSX-T では、TNP に vmk1 の移行が構成されています。

  1. ホストをクラスタの一部にします。
  2. ホストを再起動します。

    ホストが再起動すると、ホスト プロファイルがターゲット ホストに適用されます。

    • vmk0 アダプタが vSwitch に接続され、vmk1 アダプタが一時 NSX スイッチに接続されます。
    • TNP がトリガします。
    • vmk1 が N-VDS スイッチに移行されます。
  3. (オプション)ホストがホスト プロファイルに準拠していない場合は、ホストを再起動してホストに準拠させます。

ホストが ESXiNSX-T VIB で正常に展開されました。

ホストはパワーオン状態です。その後、クラスタに追加されています。

ターゲット クラスタにデフォルトの Auto Deploy ルールが構成され、ホスト プロファイルに関連付けられています。

ホストに vmk0 と vmk1 のネットワーク マッピングが構成されています。

リファレンス ホストのホスト プロファイルで、VMkernel アダプタ 0 (vmk0) と VMkernel アダプタ 1 (vmk1) が N-VDS スイッチに構成されています。

NSX-T では、TNP に vmk0 と vmk1 の移行のみが構成されています。

  1. ホストをクラスタの一部にします。
  2. ホストを再起動します。

    ホストが再起動すると、ホスト プロファイルがターゲット ホストに適用されます。

    • vmk0 アダプタと vmk1 アダプタが 一時 NSX スイッチに接続します。
    • TNP がトリガします。
    • vmk0 アダプタと vmk1 アダプタが N-VDS スイッチに移行されます。

ホストが ESXiNSX-T VIB で正常に展開されました。