移行プロセスを開始した後に移行をロールバックして、進行している作業の一部またはすべてを元に戻すことができます。すべての移行をキャンセルして、すべての移行状態を削除することもできます。

一部の移行手順からは、移行をロールバックまたは取り消すことができます。移行が開始した後、完了した一番最後の手順の [ロールバック] をクリックできます。他のすべての画面で、このボタンは無効になります。

表 1. vSphere ネットワーク移行のロールバック
移行手順 ロールバックの詳細
[構成のインポート] この画面の [ロールバック] をクリックすると、構成のインポート手順がロールバックされます。
[構成の解決] この手順ではロールバックを使用できません。[構成のインポート] 画面から [ ロールバック] をクリックします。
[構成の移行] この画面の [ロールバック] をクリックすると、NSX-T に対する構成の移行と、[構成の解決] 画面で行われた入力がロールバックされます。
[ホストの移行] この手順ではロールバックを使用できません。

移行のすべての画面に [キャンセル] ボタンが配置されています。移行をキャンセルすると、システムからすべての移行状態が削除されます。移行をキャンセルすると、Migration Coordinator に次のような警告メッセージが表示されます。

移行をキャンセルすると、Migration Coordinator がリセットされます。他の操作を行う前に、このステップをロールバックすることをお勧めします。ロールバックを行わないと、システムが部分的に移行された状態になる可能性があります。続行しますか?
注意: ホストの移行が開始された後は、移行をキャンセルしないでください。移行をキャンセルすると移行状態がすべて削除されるため、移行のロールバックや、過去の進行状況の表示ができなくなります。