移行の [構成の解決] 手順で、必要な NSX-T Data Center Edge にオプションのアップリンク インターフェイスを追加できます。
NSX-T 3.1 以前の場合は、各 NSX-T Edge ノードに必須アップリンクを 1 つだけ追加できます。NSX-T 3.1.1 以降では、各 NSX-T Edge ノードに最大で 15 個のアップリンクを追加できます。
- NSX-v Edge Services Gateway (ESG) の既存のアップリンクに対応する必須のアップリンクが 1 個。
- 追加(オプション)のアップリンクが 15 個。
まず、各 NSX-v Edge Services Gateway の既存のアップリンクに対応する必須アップリンクを各 NSX-T Edge ノードに追加するときに表示されるフィードバック メッセージを解決するため、[構成の解決] ページで入力を送信する必要があります。各 NSX-T Edge で必須アップリンクのフィードバック メッセージが解決された後、この手順に従って、目的の NSX-T Edge にオプションのアップリンクを追加します(必要な場合)。
Migration Coordinator のデフォルトの推奨事項は、NSX-T Edge に追加のアップリンクを作成するフィードバック メッセージのスキップです。デフォルトの推奨を受け入れると、移行時に追加のアップリンクは作成されません。
- 例
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NSX-v トポロジで、ECMP にアップリンクの先の ESG が 2 つ構成され、アップストリームの物理 ToR スイッチに接続しています。2 つの ESG の既存のアップリンク インターフェイスは次のように構成されています。
- ESG-1:この ESG のアップリンクは、VLAN 13 を使用する Public-DVPG1 ポート グループに接続しています。アップリンクの IP は 40.40.40.2/24 です。
- ESG-2:この ESG のアップリンクは、VLAN 16 を使用する Public-DVPG2 ポート グループに接続しています。アップリンクの IP は 20.20.20.2/24 です。
移行後の NSX-T トポロジには、アクティブ/アクティブ構成の 2 つの NSX-T Edge(Edge-1 と Edge-2)があります。今回の目的は、移行の [構成の解決] 手順で、Edge-1 と Edge-2 の両方に 1 つのアップリンクを追加することです。
このトピックの手順では、この例を使用して 2 つのアップリンクを追加するワークフローについて説明します。
注: 移行後の NSX-T トポロジに高可用性 (HA) 構成の NSX-T Edge が存在する場合、フィードバック メッセージが若干異なります。ただし、ワークフロー全体は同じです。フィードバック メッセージを解決するには、ユーザー インターフェイスに表示されたメッセージに従って適切な入力を送信する必要があります。この手順では、トポロジに HA 構成の Edge が含まれている場合の機能に関する説明が必要な箇所に、追加の注意事項を示します。
前提条件
- Edge-1 で、アップリンク IP 40.40.40.2/24 を追加します。これは VLAN 13 を使用します。
- Edge-2 で、アップリンク IP 20.20.20.2/24 を追加します。これは VLAN 16 を使用します。
手順
次のタスク
[構成の移行] の手順が完了したら、必要なアップリンクと追加のアップリンクが Tier-0 ゲートウェイに作成されます。
- uplink1: 40.40.40.2/24
- uplink2: 20.20.20.2/24
- uplink3: 30.30.30.2/24
- uplink4: 10.10.10.2/24