NSX Data Center for vSphere のネットワーク オペレーションを数日間行い、vRealize Automation で事前に定義されたオンデマンド リソースの構成を更新できます。
事前定義の vRealize Automation リソース構成は、NSX-v ユーザー インターフェイスまたは API から直接更新することができます。Migration Coordinator は、更新された更新を NSX-v から取得し、NSX-T Data Center に移行します。
移行のコンテキストでは、vRealize Automation で作成されたリソースに対して NSX-v で以下のネットワーク オペレーションを実行できます。
表 1.
vRealize Automation リソースに対して NSX-v で実行可能なオペレーション
vRealize Automation で作成されたリソース |
NSX-v でサポートされているネットワーク オペレーション |
オンデマンド ネットワーク |
- vRealize Automation を使用して作成された既存のオンデマンド ネットワークに対して仮想マシンの追加または削除を行います。
- vRealize Automation を使用して作成されたワークロード仮想マシンを削除または移動した後に、既存のオンデマンド ネットワークを削除します。
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オンデマンド セキュリティ グループ |
- vRealize Automation を使用して作成されたセキュリティ グループを削除します。
- 既存のセキュリティ グループに vRealize Automation で作成されたセキュリティ グループを追加します(アウトオブバンド構成)。
- vRealize Automation で作成されたセキュリティ ポリシーのセキュリティ グループを追加または変更します。
- vRealize Automation で作成されたセキュリティ ポリシーに新しいファイアウォール ルールを追加します。
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DHCP サーバの構成 |
- vRealize Automation で作成された DHCP サーバ構成を削除または無効にします。
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ワークロード仮想マシン |
- vRealize Automation で作成された仮想マシンのネットワーク インターフェイス (vNIC) の割り当てを動的から静的、静的から動的、または静的 IP1 から静的 IP2 に変更します。
- vRealize Automation で作成された仮想マシン上の 1 つの vNIC から複数の vNIC に変更します。または、その逆の変更を行います。
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ロード バランサの構成 |
- ロード バランサでの健全性チェック関連のパラメータの編集
- プール メンバーの追加または削除
- ESG でのロード バランサ サービスの無効化
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NAT 構成 |
- 既存のルールの変更
- 既存のルールの削除
- ルールの並べ替え
- ポート転送ルールの追加
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