Upgrade Coordinator を使用して環境内のホストをアップグレードします。
前提条件
- ホストのアップグレード プランが構成されていることを確認します。ホストの構成 を参照してください。
- 無効になっている DRS クラスタの ESXi ホストまたはスタンドアローンの ESXi ホストがメンテナンス モードになっていることを確認します。
完全に有効になっている DRS クラスタの ESXi ホストがメンテナンス モードになっていない場合、Upgrade Coordinator がホストにメンテナンス モードへの切り替えを要求します。アップグレード時に、vSphere DRS は仮想マシンを同じクラスタ内の別のホストに移行し、ホストをメンテナンス モードに切り換えます。
- ESXi ホストにインプレース アップグレードを行う場合は、テナント仮想マシンをパワーオフする必要はありません。
- KVM ホストにインプレース アップグレードを行う場合は、仮想マシンをパワーオフする必要はありません。メンテナンス モードでアップグレードする場合は、仮想マシンをパワーオフします。
- ESXi 6.5 U2/U3 または ESXi 6.7 U1/U2 を実行しているホストの場合、メンテナンス モードでの NSX-T Data Center 2.5.1 へのアップグレード中に、古い DV フィルタがホストに存在することが検出されると、ホストが再起動します。NSX-T Data Center のアップグレード中にホストが再起動しないようにする場合は、NSX-T Data Center 2.5.1 にアップグレードする前に、ESXi 6.7 U3 または ESXi 6.5 P04 にアップグレードします。
- ステートレス ESXi ホストの場合、vCenter Server にログインし、NSX-T Data Center カーネル モジュールを使用して ESXi イメージを更新します。
手順
次のタスク
アップグレード プロセスが正常に終了した場合にのみ、アップグレードを続行できます。一部のホストが無効になっている場合は、続行する前に、これらのホストを有効にしてアップグレードする必要があります。管理プレーンのアップグレード を参照してください。
アップグレード エラーがある場合には、エラーを解決する必要があります。アップグレード エラーのトラブルシューティング を参照してください。