論理ルーター インターフェイスで IPv6 を使用する場合、IP アドレスの割り当てにステートレス アドレスの自動構成 (SLAAC) を設定できます。SLAAC では、ルーターのアドバタイズを介して、ローカル ネットワーク ルーターからアドバタイズされたネットワーク プレフィックスに基づいてホストのアドレス指定を行います。重複アドレス検出 (DAD) により、IP アドレスの一意性が保証されます。
前提条件
[グローバル ゲートウェイ構成] タブをクリックして、[L3 転送モード] として IPv4 と IPv6 を選択します。
の順に移動し、手順
- ブラウザから、NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) に管理者権限でログインします。
- の順に選択します。
- Tier-0 ゲートウェイを編集するには、メニュー アイコン(3 つのドット)をクリックして [編集] を選択します。
- [追加設定] をクリックします。
- [ND プロファイル ](SLAAC プロファイル)を作成するには、メニュー アイコン(3 つのドット)をクリックして、[新規作成] を選択します。
- プロファイルの名前を入力します。
- モードを選択します。
- [無効]:ルーター アドバタイズ メッセージが無効になります。
- [SLAAC (RA を介した DNS)]:ルーター アドバタイズ メッセージを使用して、アドレスと DNS 情報が生成されます。
- [SLAAC (DHCP を介した DNS)]:ルーター アドバタイズ メッセージを使用してアドレスが生成され、DHCP サーバにより DNS 情報が生成されます。
- [DHCP (DHCP を介したアドレスと DNS)]:DHCP サーバによってアドレスと DNS 情報が生成されます。
- [SLAAC(DHCP を介したアドレスと DNS)]:アドレスと DNS 情報が DHCP サーバによって生成されます。このオプションは NSX Edge のみでサポートされます。KVM ホストまたは ESXi ホストではサポートされません。
- ルーター アドバタイズ メッセージの到達可能時間と再転送間隔を入力します。
- ドメイン名を入力し、ドメイン名の有効期間を指定します。これらの値はSLAAC (RA を介した DNS) モードの場合にのみ入力してください。
- DNS サーバを入力し、DNS サーバの有効期間を指定します。これらの値はSLAAC (RA を介した DNS) モードの場合にのみ入力してください。
- ルーター アドバタイズの値を入力します。
- [RA の間隔]:連続するルーター アドバタイズ メッセージの送信間隔。
- [ホップ制限]:アドバタイズされたルートの有効期間。
- [ルーターの有効期間]:ルーターの有効期間。
- [プレフィックスの有効期限]:プレフィックスの有効期間(秒)。
- [プレフィックスの優先時間]:有効なアドレスが優先される時間。
- [DAD プロファイル ] を作成するには、メニュー アイコン(3 つのドット)をクリックして、[新規作成] を選択します。
- プロファイルの名前を入力します。
- モードを選択します。
- [Loose]:重複アドレスの通知は受信しますが、検出された重複アドレスに対して何も行いません。
- [Strict]:重複アドレスの通知を受信します。重複アドレスは使用不能になります。
- [待機時間 (秒)] に、NS パケット間の間隔を指定します。
- [待機時間 (秒)] で定義された間隔で、重複アドレスの検出に使用する NS パケットの数を [NS 再試行回数] に入力します。