セグメントとも呼ばれる、スイッチの IPFIX プロファイルを構成できます。

フローベースのネットワーク モニタリングにより、ネットワーク管理者はネットワークを通過するトラフィックを把握できます。

手順

  1. 管理者権限で NSX Manager にログインします。
  2. [プランとトラブルシューティング] > [IPFIX] の順に選択します。
  3. [スイッチの IPFIX プロファイル] タブをクリックします。
  4. [スイッチの IPFIX プロファイルの追加] をクリックします。
  5. 次の詳細を入力します。
    設定 説明
    名前と説明 名前を入力します。必要に応じて説明も入力します。
    注: グローバル プロファイルを作成する場合は、プロファイルに Global という名前を付けます。ユーザー インターフェイスからグローバル プロファイルの編集または削除を行うことはできません。この操作を行うには、 NSX-T Data Center API を使用します。
    アクティブ タイムアウト(秒) フローをタイムアウトにするまでの時間(秒)を指定します。フローに関連付けられているパケットを受信中の場合でも、フローはタイムアウトになります。デフォルト値は 300 です。
    アイドル タイムアウト(秒) フローと関連付られているパケットを受信しない場合に、フローがタイムアウトするまでの時間(秒)を指定します。これは ESXi の場合にのみ有効です。KVM の場合は、アクティブ タイムアウトの値に基づいて、すべてのフローがタイムアウトします。デフォルト値は 300 です。
    パケット サンプリング率 (%) パケットのサンプリング率の推定値。この設定を高くすると、ハイパーバイザーとコレクタのパフォーマンスに影響する場合があります。すべてのハイパーバイザーがより多くの IPFIX パケットをコレクタに送信した場合、コレクタですべてのパケットを収集できない可能性があります。この設定をデフォルト値の 0.1% にすると、パフォーマンスに与える影響が少なくなります。
    コレクタの構成 ドロップダウン メニューからコレクタを選択します。
    適用先 セグメント、セグメント ポート、グループ、選択数のカテゴリを選択します。IPFIX プロファイルは、選択したオブジェクトに適用されます。
    優先順位 このパラメータは、複数のプロファイルを適用する際の競合を解決します。IPFIX エクスポータは、最も高い優先順位のプロファイルのみを使用します。小さい値ほど、優先順位が高くなります。
    最大フロー数 ブリッジにキャッシュされるフローの最大数を指定します。KVM の場合のみ有効です。ESXi では構成できません。デフォルト値は 16384 です。
    観測ドメイン ID 観測ドメイン ID は、ネットワーク フローの送信元である観測ドメインを識別します。特定の観測ドメインがないことを示すには、0 を入力します。
    オーバーレイ フローのエクスポート このパラメータでは、アップリンクとトンネル ポートのオーバーレイ フローをサンプリングしてエクスポートするかどうかを定義します。サンプルには、vNIC フローとオーバーレイ フローの両方が含まれます。デフォルトは [有効] です。無効にすると、vNIC フローのみがサンプリングされ、エクスポートされます。
    タグ タグを入力して検索しやすくします。
  6. [保存] をクリックし、[はい] をクリックしてプロファイルの構成を続行します。
  7. [適用先] をクリックして、プロファイルを NSGroup に適用します。1 つ以上の NSGroup を選択することができます。
    注: IPFIX プロファイルは、メンバー タイプ(その他の NSGroup、セグメント、セグメント ポート)を含む NSGroup をサポートします。NSGroup の詳細については、 マネージャ モードでの NSGroup の作成を参照してください。
  8. [保存] をクリックします。