ここでは、[マネージャ] モードでの NSX-T Data Center のロード バランシング構成について説明します。

注:

[ポリシー] モードで作成されたオブジェクトを [マネージャ] モードで変更すると、一部の設定が構成できない場合があります。このような読み取り専用の設定の場合、その横に "" アイコンが表示されます。詳細については、NSX Managerを参照してください。

NSX-T Data Center 論理ロード バランサは、アプリケーションの高可用性サービスを提供し、複数のサーバ間でネットワーク トラフィックの負荷を分散します。

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ロード バランサは、受信サービス リクエストを複数のサーバ間で均等に配分します。負荷の配分は、ユーザーに透過的に行われます。ロード バランシングは、最適なリソース使用率の実現、スループットの最大化、応答時間の最小化、過負荷の回避に役立ちます。

ロード バランシング用に、1 つの仮想 IP アドレスを一連のプール サーバにマッピングできます。ロード バランサは仮想 IP アドレスに対する TCP、UDP、HTTP、または HTTPS リクエストを受け入れ、どのプール サーバを使用するかを決定します。

環境によっては、仮想サーバとプール メンバーを増やし、負荷の高いネットワーク トラフィックを処理することによって、ロード バランサのパフォーマンスを高めることができます。

注: 論理ロード バランサは、Tier-1 論理ルーターでのみサポートされます。1 つのロード バランサは、1 つの Tier-1 論理ルーターにのみ接続できます。