NSX Network Detection and Response 機能を有効にするには、NSX-T Data Center 環境がシステム要件と次の前提条件を満たしている必要があります。
手順
- ブラウザから、必要な権限で NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) にログインします。
- NSX Manager ユーザー インターフェイスで、 の順に選択します。
- [機能] セクションに移動し、NSX Network Detection and Response 機能カードを見つけて、[有効化] をクリックします。
- NSX Network Detection and Response の有効化ウィザードで、NSX Advanced Threat Prevention クラウド サービスにアクセスできる使用可能なクラウド リージョンの 1 つを選択します。
システムは、NSX Advanced Threat Prevention クラウド サービスを使用して、検出された脅威イベントの詳細な分析、イベントの相関と可視化の実行、検出された脅威イベントの定期的な更新の取得を行います。VMware NSX® マルウェア防止 機能を以前に有効にした場合は、その機能用に選択されたクラウド リージョンが事前に選択され、NSX Network Detection and Response 機能に使用されます。
- [事前チェックを実行] をクリックします。
有効化ウィザードが最小ライセンス要件を満たしていることを検証するため、この事前チェック プロセスには時間がかかることがあります。ウィザードは、NSX Manager アプライアンスと NSX Advanced Threat Prevention クラウド サービス間の接続チェックも実行します。また、選択したクラウド リージョンにアクセス可能であることも検証します。
- [有効化] をクリックします。
リソースがバックグラウンドで割り当てられるため、この手順が完了するまでに時間がかかることがあります。
結果
機能の有効化に成功すると、次の図のように、
NSX Network Detection and Response 機能カードの状態が「
稼動中」と表示されます。また、機能が接続されているクラウド リージョンと使用されている機能のバージョンに関する情報も表示されます。
NSX Network Detection and Response 機能の有効化中にエラーが発生した場合は、NSX Network Detection and Response のトラブルシューティングを参照してください。