次の手順は、NSX Manager、NSX Edge と Cloud Service Manager アプライアンスのパスワード リセットに適用されます。
注:
NSX Manager クラスタがある場合、その任意のローカル ユーザーのパスワードをリセットすると、クラスタ内の他の NSX Manager のパスワードも自動的にリセットされます。パスワードの同期には数分かかる場合があります。
ローカル ユーザーの名前を変更した場合は、次の手順で新しい名前を使用します。
NSX API クライアントを停止すると、NSX プラットフォームが中断する可能性があります。事前に計画を立て、実行中のタスクまたはプロセスが完了または一時停止してから停止してください。
デフォルトでは、アプライアンスを再起動したときに GRUB 起動メニューが表示されません。この手順を実行する前に、GRUB 起動メニューが表示されるように GRUB を構成する必要があります。GRUB の構成と GRUB root パスワードの変更方法については、『NSX-T Data Center インストール ガイド』の「起動時に GRUB メニューを表示するためのアプライアンスの構成」を参照してください。
root のパスワードがわかっていても、ローカル ユーザーのパスワードがわかならない場合は、次の手順でパスワードをリセットできます。
- root としてアプライアンスにログインします。
- サーバを停止するには、次の手順を実行します。
- NSX Edge の場合は、/etc/init.d/nsx-edge-api-server stop コマンドを実行します。
- Cloud Service Manager の場合は、この手順をスキップします。
- それ以外の場合は、/etc/init.d/nsx-mp-api-server stop コマンドを実行します。
- (オプション)admin のパスワードをリセットするには、passwd admin コマンドを実行します。
- (オプション)audit のパスワードをリセットするには、passwd audit コマンドを実行します。
- (オプション)ゲスト ユーザーのパスワードをリセットするには、passwd guestusername コマンドを実行します。
- コマンド touch /var/vmware/nsx/reset_cluster_credentials を実行します。
- サーバを再起動するには、次の手順を実行します。
- NSX Edge の場合は、/etc/init.d/nsx-edge-api-server start コマンドを実行します。
- それ以外の場合は、/etc/init.d/nsx-mp-api-server start コマンドを実行します。
root ユーザーのパスワードを忘れてしまった場合は、次の手順でパスワードをリセットできます。前述の手順で、すべてのローカル ユーザーのパスワードをリセットできます。