一度に複数のオブジェクトにタグを追加できます。ただし、この機能は仮想マシン オブジェクトでのみ使用できます。
手順
結果
- 多くの仮想マシンにタグを割り当てる場合、割り当てに時間がかかることがあります。割り当ての実行中は、[前回の割り当て状態] に Running が表示されます。選択したすべての仮想マシンにタグが正常に割り当てられると、[前回の割り当て状態] 列が Successful に変わります。
- 一部の割り当てに失敗した場合、NSX-T Data Center は、タグの適用に成功した仮想マシンにタグ割り当てのロールバックを実行しません。たとえば、タグの一括割り当てで 100 台の仮想マシンを選択し、その中で 10 台の仮想マシンで割り当てに失敗したとします。残りの 90 台の仮想マシンに割り当てられているタグはロールバックされません。
このような部分的な割り当てが発生した場合は、次の API を実行して、タグ操作の状態を取得できます。
GET /api/v1/infra/tags/tag-operations/<tag-operation-id>/status次の API でも、タグ操作の実際の状態を取得できます。
GET /api/v1/infra/realized-state/realized-entities?intent_path=/infra/tags/tag-operations/<operation-id>
これらの API の詳細については、『NSX-T Data Center API ガイド』を参照してください。
次のタスク
インベントリに長いタグ リストがある場合は、タグのフィルタリングまたは検索を行うと、必要なタグを簡単に探すことができます。フィルタリングは、ソース、範囲、タグ(タグの名前)で行うことができます。ユーザー インターフェイスではタグをソートすることもできます。ただし、タグでは大文字と小文字が区別されるため、辞書的な順序でのみソートされます。
タグの検索またはフィルタリングには、次の制限事項があります。
- ソースと範囲はともにタグの scope 属性で機能するため、この 2 つの属性で同時にフィルタリングすることはできません。
- API は、*、&、/、\ などの特殊文字を含むタグのフィルタリングに対応していません。ただし、ユーザー インターフェイスでは特殊文字を含むタグをフィルタリングできます。