トランスポート ノードで RHEL のアップグレードを実行すると、物理 NIC とボンディングの状態が「停止」になるため、トランスポート ノードの状態は「劣化」になります。

問題

RHEL のアップグレードを実行すると、トランスポート ノードの状態が「劣化」に変わります。物理 NIC は「稼動中」です。ただし、パケット キャプチャ CLI コマンドの実行時に作成される内部スパン ポートは「停止」状態になります。

原因

CLI コマンドがグレースフルに終了しなかったため、パケット キャプチャ CLI の実行後に作成されたスパン ポートが「停止」状態になっています。スパン ポートは、データベースからクリーンアップされていません。

解決方法

  1. トランスポート ノードに内部ポートが存在するか確認します。KVM LCP で、ovs-vsctl show を実行します。
  2. ovs-vsctl del-port <bridge-name> <port-name> を実行して、スパン ポートを削除します。
  3. スパン ポートを削除した後、ホスト トランスポート ノードのページを更新します。
  4. ホスト トランスポート ノードの物理 NIC/ボンディングの状態を確認します。
    トランスポート ノードの状態が「 劣化」から「 稼動中」に変わります。