ISO ファイルを使用して、インタラクティブ モードで NSX Edge デバイスをベアメタルにインストールします。
前提条件
- NSX-T Data Center 3.2 以降では、UEFI モードとレガシー BIOS モードの両方がサポートされます。
- NSX Edge のインストール要件で NSX Edge のネットワーク要件を参照してください。
手順
- https://customerconnect.vmware.com に移動し、[製品とアカウント] → [製品] → [すべての製品] の順に移動します。
- VMware NSX-T Data Center を検索して、適切な製品バージョンを選択します。
- ベアメタルの NSX Edge の ISO ファイルを見つけて、ダウンロードします。
- ベア メタルの ILO にログインします。
- 仮想コンソール プレビューで [起動] をクリックします。
- [仮想メディア] > [仮想メディアに接続] の順に選択します。
仮想メディアの接続を数秒間待機します。
- [仮想メディア ] > [CD/DVD のマッピング] の順に選択し、ISO ファイルを参照します。
- [次回起動] > [仮想 CD/DVD/ISO] の順に選択します。
- [電源] > [システムのリセット(ウォーム ブート)] の順に選択します。
インストール時間は、ベア メタル環境によって異なります。
- [インタラクティブ インストール] を選択します。
Enter キーを押した後、開始するまでに 10 秒程かかる可能性があります。 NSX-T Data Center 3.1.0 以降では、カーネル起動引数を編集します。 NSX-T Data Center 3.1.1 以降を使用している場合は、次の手順を実行する必要はありません。
- Tab キーを押して、カーネル起動引数を編集します。
- カーネル起動引数を次のように変更します。
/install/vmlinuz FRONTEND_BACKGROUND=original auto=true priority=high preseed/file=/cdrom/preseed-interactive.cfg nomodeset initrd=/install/initrd.gz fb=false netcfg/do_not_use_netplan=true -- quiet net.ifnames=0 biosdevname=0
- Enter キーを押してインストールを開始します。
- [キーボードの構成] 画面で、インストーラがキーボードを自動検出する必要がある場合は Yes を選択します。必要がない場合は、No を選択します。
- 言語として [英語 US] を選択します。
- [ネットワークの構成] 画面で、該当するプライマリ ネットワーク インターフェイスを選択します。
- 選択したプライマリ インターフェイスに接続するホスト名を入力し、Ok をクリックします。
パワーオン中に、インストーラからネットワーク構成モードを求められます。静的 IP アドレスを選択して指定します。静的 IP アドレスを使用できない場合は、DHCP を選択します。
デフォルトでは、root のログイン パスワードは [vmware] で、admin のログイン パスワードは [default] です。
- [kickstart を使用して NSX アプライアンスを構成] 画面で、次の操作を行います。
- ベアメタル サーバで NSX の構成を自動化する場合は、NSX kickstart 構成ファイルの URL を入力します。
- ベアメタル サーバで NSX を手動で構成する場合は、このフィールドを空白のままにします。
- システム要件を満たすディスク サイズを選択します。
- [パーティション ディスク] 画面で、次のいずれかのオプションを選択します。
- 既存のパーティションのマウントを解除して、ディスクに新しいパーティションを作成できるようにするには、Yes を選択します。
- 既存のパーティションを使用する場合は、No を選択します。
- NSX Edge ノードが起動したら、admin の認証情報を使用して CLI にログインします。
注: NSX Edge ノードの起動後、最初のログイン時に admin の認証情報を使用しなかった場合、データ プレーン サービスは NSX Edge ノードで自動的に開始されません。
- get interface eth0 コマンド(VLAN なし)または get interface eth0.<vlan_ID> コマンド(VLAN あり)を実行し、IP アドレスが想定どおりに適用されていることを確認します。
nsx-edge-1> [get interface eth0.100] Interface: eth0.100 Address: 192.168.110.37/24 MAC address: 00:50:56:86:62:4d MTU: 1500 Default gateway: 192.168.110.1 Broadcast address: 192.168.110.255 ...
注: NSX で管理されていないホストで NSX Edge ノードを起動する場合は、データ NIC の物理ホスト スイッチで MTU 設定が 1500 ではなく 1600 に設定されていることを確認します。 - 接続問題のトラブルシューティングを行います。
注: 接続が確立されていない場合は、仮想マシン ネットワーク アダプタが適切なネットワークまたは VLAN に置かれていることを確認します。
デフォルトでは、NSX Edge ノードのデータパスは、管理 NIC(IP アドレスとデフォルト ルートを持つ NIC)を除くすべての仮想マシン NIC を要求します。管理インターフェイスとして NIC を誤って割り当てた場合は、次の手順に従って DHCP を使用し、正しい NIC に管理 IP アドレスを割り当てます。
- NSX Edge CLI にログインして stop service dataplane コマンドを入力します。
- set interface interface dhcp plane mgmt コマンドを入力します。
- interface を DHCP ネットワークに置き、IP アドレスが interface に割り当てられるまで待ちます。
- start service dataplane コマンドを入力します。
VLAN アップリンクとトンネル オーバーレイに使用するデータパス fp-ethX ポートが、 NSX Edge ノード上で [get interfaces] コマンドと [get physical-port] コマンドに示されます。