トランスポート ノード プロファイル (TNP) がクラスタに適用されるときに、検証(仮想マシンがホスト上で実行されているかどうか)が失敗すると、トランスポート ノードは作成されません。検証が成功したことを確認したら、API を使用してクラスタ構成を再適用できます。ただし、管理対象オブジェクトの所有権をノードに付与する場合は、API 呼び出しで override_nsx_ownership パラメータを呼び出すことができます。

次のいずれかの条件に該当する場合は、 NSX-T インスタンスから管理対象オブジェクトの所有権のみをオーバーライドする必要があります。
  • NSX-T インスタンスが応答していないか、使用できない

  • NSX-T がオブジェクトの管理をアクティブに行ってない

注意: この操作の影響を受ける管理対象オブジェクトが、これらのオブジェクトを所有する NSX-T によってアクティブに使用されている場合、 NSX-T インスタンスによってプッシュされたホスト スイッチ構成が破損する可能性があります。

前提条件

手順

  • 次の API を呼び出して、NSX-T の所有権の制約をオーバーライドします。
    POST https://<nsx-mgr>/api/v1/fabric/discovered-nodes/5c669dc6-47a8-4508-3077-6a48f26c5a4g?action=reapply_cluster_config&override_nsx_ownership=true

    ここで、override_nsx_ownership=true に設定すると、管理対象オブジェクトの NSX-T の所有権がオーバーライドされます。

    ただし、このパラメータを渡すことは推奨されません。このパラメータを使用すると、別の NSX インスタンスが所有する特定の管理対象オブジェクトを所有することになります。

    {
      "resource_type": "TransportNode",
      "description": "Updated NSX configured Test Transport Node",
      "id": "77816de2-39c3-436c-b891-54d31f580961",
      "display_name": "NSX Configured TN",
      "host_switch_spec": {
        "resource_type": "StandardHostSwitchSpec",
        "host_switches": [
          {
            "host_switch_profile_ids": [
              {
                "value": "e331116d-f59e-4004-8cfd-c577aefe563a",
                "key": "UplinkHostSwitchProfile"
              },
              {
                "value": "9e0b4d2d-d155-4b4b-8947-fbfe5b79f7cb",
                "key": "LldpHostSwitchProfile"
              }
            ],
            "host_switch_name": "nsxvswitch",
            "pnics": [
              {
                "device_name": "vmnic1",
                "uplink_name": "uplink1"
              }
            ],
            "ip_assignment_spec": {
              "resource_type": "StaticIpPoolSpec",
              "ip_pool_id": "ecddcdde-4dc5-4026-ad4f-8857995d4c92"
            },
            "vmknics": [
              {
                "device_name": "vmk1",
                "logical_switch_id": "849e339e-64b7-47cb-9480-33068f70dc5a"
              }
            ]
          }
        ]
      },
      "transport_zone_endpoints": [
        {
          "transport_zone_id": "e14c6b8a-9edd-489f-b624-f9ef12afbd8f",
          "transport_zone_profile_ids": []
        }
      ],
      "node_id": "41a4eebd-d6b9-11e6-b722-875041b9955d",
      "node_deployment_info": {
        "resource_type": "HostNode",
        "id": "41a4eebd-d6b9-11e6-b722-875041b9955d",
        "display_name": "FN1",
        "fqdn": "sc2-rdops-vm03-dhcp-110-133.eng.vmware.com",
        "ip_addresses": [
          "10.192.156.199"
        ],
        "external_id": "a5113680-6a56-4386-9017-adffbe56c99e",
        "discovered_ip_addresses": [],
        "os_type": "ESXI",
        "os_version": "",
        "managed_by_server": "",
        "_create_time": 1538632396987,
        "_last_modified_user": "admin",
        "_protection": "NOT_PROTECTED",
        "_last_modified_time": 1538632396987,
        "_create_user": "admin",
        "_revision": 0
      },
      "_create_time": 1485299990773,
      "_last_modified_user": "admin",
      "_last_modified_time": 1485301913130,
      "_create_user": "admin",
      "_revision": 0
    }
    NSX-T は、管理対象オブジェクトを所有しなくなりました。これらのオブジェクトは、別の NSX-T インスタンスによって所有できるようになりました。