vSphere Distributed Switch は NSX-T に 1 台ずつ移行できます。

移行プロセスの概要

移行中は、次の手順を実行します。
  • NSX-T 環境を準備します。
    • NSX-T 環境でコンピュート マネージャを構成します。
    • 移行する vSphere Distributed Switch(バージョン 6.5.0 および 6.6.0)を管理する vCenter Server システムを追加します。
    • Migration Coordinator サービスを開始します。
  • vSphere から構成をインポートします。
    • vSphere 環境の詳細を入力します。
    • 構成が取得され、事前チェックが実行されます。
  • 移行する vSphere Distributed Switch を選択します。
  • 構成の問題を解決します。

    vSphere 環境を NSX-T に移行する前に解決が必要な構成の質問に対して、回答を入力します。問題の解決は、複数のパスで複数のユーザーによって実行できます。

  • 構成を移行します。
    • すべての構成の問題が解決したら、NSX-T に構成をインポートできます。NSX-T で構成の変更が行われますが、vSphere 環境にはまだ変更は行われません。
  • ホストを移行します。
    • NSX-T ソフトウェアがホストにインストールされます。仮想マシン インターフェイスが vSphere Distributed Switch のポート グループから切断されて、新しい NSX-T セグメントに接続されます。
      注意: 移行モードに [インプレース] を選択すると、ホストの移行手順でトラフィックが中断します。ただし、移行モードに [メンテナンス] を選択した場合は、トラフィックの中断が発生しません。
  • 移行を完了します。
    • 移行対象のネットワークが適切に機能していることを確認したら、[終了] をクリックして、移行状態をクリアします。別の vSphere Distributed Switch を NSX-T に移行できるようになりました。