エンドツーエンドの移行でのホストの移行手順で、NSX-V ホストを NSX-T ホストに移行するための変更が行われます。
- NSX-V ソフトウェアがアンインストールされます。
- NSX-T ソフトウェアがインストールされます。
- vSphere Distributed Switch バージョン 6.5.0 と 6.6.0 の場合:
ホストに N-VDS が構成されて、 vSphere Distributed Switch が置き換えられます。
- 各 N-VDS が作成されるときに、Distributed Switch の名前を参照する名前が付けられます。たとえば、Distributed Switch の名前が
ComputeSwitchA
の場合は、nvds.ComputeSwitchA
という名前の N-VDS が作成されます。 - クラスタごとに異なる Distributed Switch を使用して論理スイッチをバッキングする場合は、N-VDS を作成するときに、すべての Distributed Switch の名前を組み合わせた名前が付けられます。たとえば、論理スイッチをバッキングするのに
ComputeCluster1
およびComputeCluster2
では Distributed SwitchComputeSwitchA
を使用し、ComputeCluster3
ではComputeSwitchB
を使用している場合は、作成された N-VDS の名前はnvds.ComputeSwitchA.ComputeSwitchB
になります。 - vSphere Distributed Switch 内の物理 NIC と vmk が N-VDS に移行されます。
- NSX-V VTEP は NSX-T TEP に移行されます。
- 各 N-VDS が作成されるときに、Distributed Switch の名前を参照する名前が付けられます。たとえば、Distributed Switch の名前が
- vSphere Distributed Switch バージョン 7.0 の場合:
vSphere Distributed Switch バージョン 7.0 用に構成されたホストは、移行後も同じスイッチを使用し続けます。
- vSphere Distributed Switch の物理 NIC と vmk は、同じ vSphere 分散ポートグループに接続されたままになります。
- NSX-V VTEP は、NSX-T に移行され、同じ vSphere Distributed Switch のスタンドアローン ポートに接続されます。
注:NSX-V に複数の VTEP と 1 つの LAG 構成がある場合、LAG の移行後は、単一 TEP になり、フェイルオーバー モードになります。