移行情報を確認して、移行を続行する準備ができたら、報告された構成の問題に入力を指定できます。指定した入力内容によって、NSX-T 環境の構成方法が決定されます。

複数のユーザーが、複数のセッションで入力することができます。送信した内容に戻って、変更できます。構成によっては、[問題の解決] のプロセスを複数回繰り返します。必要に応じて NSX-V 環境を更新し、移行を再開します。

重要: 構成を最後にインポートした後に、何らかの理由で NSX-V 環境を変更した場合は、移行を再開する必要があります。たとえば、新しい仮想マシンを論理スイッチに接続した場合、ファイアウォール ルールを変更した場合、または新しいホストにインストールした NSX-V を追加した場合などです。移行の再開の詳細については、 環境の変更を参照してください。
注: 一部の NSX-V 機能には、証明書などの自動構成が存在する場合があります。これらの構成が特定のトポロジでサポートされていない機能を対象としている場合、これらの自動構成には、移行からスキップする必要がある問題としてフラグが設定されます。たとえば、Edge Services Gateway で L4-L7 サービスをサポートしていないトポロジの場合、VPN と DNS に関する証明書が存在すると問題が発生するため、これらの構成を移行からスキップする必要があります。

前提条件

  • すべての問題と警告メッセージを確認して、移行を続行する準備ができていることを確認します。

  • ブロックに関する問題と、NSX-V の変更が必要なその他の問題がすべて解決されていることを確認します。

手順

  1. [システム] > [移行] の順に移動します。
  2. [vRealize Automation を使用した NSX for vSphere の移行] ペインに移動して、[構成の解決] をクリックします。
  3. 各問題をクリックして入力します。

    1 つの問題に、複数の構成項目が含まれている場合があります。各項目で、問題の解決策として 1 つ以上が提案されている場合があります。たとえば、特定の値をスキップする、構成する、または選択するなどです。

    複数の構成項目に適用される問題については、項目ごと個別に入力するか、すべてを選択して、すべての項目に対して 1 つの回答を入力することができます。

  4. 入力すると、[構成の解決] 画面に [送信] ボタンが表示されます。[送信] をクリックして、入力内容を保存します。
  5. すべての構成の問題について入力を指定したら、[送信] をクリックします。
    入力が検証されます。無効な入力があれば、更新するように求められます。構成項目によっては、追加の入力が必要になる場合があります。
  6. 要求されたすべての入力を送信したら、[続行] をクリックして、[構成の移行] 画面に進みます。

例: 構成の問題

構成の問題と必要な入力の例については、 構成の問題の例を参照してください。