バックアップ ファイル サーバには、すべての NSX Manager または グローバル マネージャ ノードのバックアップが保存されます。リストアするバックアップを確認できるようにバックアップのリストを取得するには、get_backup_timestamps.sh スクリプトを実行する必要があります。
注: バックアップとリストアに同じキー サイズを使用します。バックアップ時とリストア時でキーサイズが異なる場合、バックアップはリストに表示されません。
NSX 3.2.1 以降では、256 ビット、384 ビット、512 ビットのキー サイズがサポートされます。3.2.0 でサポートされるキー サイズは 256 ビットのみです。
このスクリプトは、各 NSX Manager または グローバル マネージャ アプライアンスの /var/vmware/nsx/file-store/get_backup_timestamps.sh にあります。このスクリプトは、Linux マシンまたは NSX アプライアンスでも実行できます。ベスト プラクティスでは、すべての NSX Manager または グローバル マネージャ ノードにアクセスできなくなってもこのスクリプトを実行できるように、NSX をインストールした後、NSX Manager または グローバル マネージャ ではないマシンにこのスクリプトをコピーします。バックアップをリストアする必要があるときに、このスクリプトにアクセスできない場合は、新しい NSX Manager または グローバル マネージャ ノードをインストールして、そこでこのスクリプトを実行できます。
スクリプトを別のマシンまたはバックアップ ファイル サーバにコピーするには、NSX Manager または
グローバル マネージャ に admin としてログインして、CLI コマンドを実行します。次はその例です。
nsxmgr-1> copy file get_backup_timestamps.sh url scp://admin@server1/tmp/ admin@server's password: nsxmgr-1>
スクリプトはインタラクティブ形式で、バックアップ ファイル サーバの構成時に指定した情報の入力を求められます。表示するバックアップ数を指定することができます。各バックアップは、タイムスタンプ、
NSX Manager または
グローバル マネージャ ノードの IP アドレス、または FQDN(
NSX Manager または
グローバル マネージャ ノードが自身の FQDN を公開するように設定されている場合)、およびノード ID とともに表示されます。次はその例です。
admin@host1:/home/admin# ./get_backup_timestamps.sh Enter file server ip: 10.10.10.20 Enter port: 22 Enter directory path: /home/nsx/backups Enter number of latest backup or press Enter to list all backups: [email protected]'s password: Latest backups: [Backup timestamp; IP address/FQDN; Node id] 2019-01-22;09:16:43 nsxmgr.example.com 41893642-597b-915f-5117-7da576df4ff2 2019-01-22;09:14:42 nsxmgr.example.com 41893642-597b-915f-5117-7da576df4ff2 2019-01-22;09:13:30 nsxmgr.example.com 41893642-597b-915f-5117-7da576df4ff2 2019-01-22;09:01:52 10.10.10.77 35163642-6623-8f6d-7af0-52e03f16faed 2019-01-22;09:00:33 10.10.10.77 35163642-6623-8f6d-7af0-52e03f16faed