この手順を使用して、EVPN ルート サーバ モードの Tier-0 VRF ゲートウェイを構成します。
手順
- 管理者権限で NSX Manager にログインします。
- [ネットワーク] > [Tier-0 ゲートウェイ] の順に選択します。
- VRF ゲートウェイを追加します。
- [ゲートウェイの追加] > [VRF] の順にクリックします。
- ゲートウェイの名前を入力します。
- EVPN ルート サーバ モードが有効になっている Tier-0 ゲートウェイを選択して接続します。
HA モード、Edge クラスタ、内部中継サブネット、T0-T1 中継サブネット、BGP ローカル ASN など、一部の詳細構成は親 Tier-0 ゲートウェイから継承されます。
- [VRF 設定] セクションを展開し、L3 VRF 設定を構成します。
注: L3 VRF 設定は、データセンター ゲートウェイからアドバタイズおよび受信された EVPN RT-5 ルートに対応します。インポート/エクスポートされた RT は、データセンター ゲートウェイ側の対応する L3 VRF 構成と一致する必要があります。
- ルート識別子を入力します。
接続された Tier-0 ゲートウェイに [RD 管理者アドレス] が構成されている場合、 [ルート識別子] フィールドが自動的に設定されます。割り当てられたルート識別子をオーバーライドする場合は、新しい値を入力します。
- [ルートの宛先] で、[設定] > [ルートの宛先を追加] の順にクリックして、ルートの宛先を追加します。
- EVPN の場合、[手動] モードのみがサポートされます。
- BGP ピアから VRF ルーティング テーブルに必要なルートをインストールするには、1 つ以上の [インポート ルート ターゲット] を指定します。
- アドバタイズされた VRF ルートにラベルを付ける場合は [エクスポート ルート ターゲット] を 1 つ以上指定します。
- [追加] をクリックして、[適用] をクリックします。
- ルート識別子を入力します。
- L2 VNI を構成します。
注: L2 VNI 設定は、データセンター ゲートウェイからアドバタイズおよび受信された EVPN RT-3、RT-2、RT-1 ルートに対応します。インポート/エクスポートされた RT は、データセンター ゲートウェイ側の対応する L2 VNI 構成と一致する必要があります。
- [L2 VNI] で、[設定] > [L2 VNI を追加] の順にクリックします。
- L2 VNI を選択します。
VNI は一意で、EVPN テナントの VLAN-VNI マッピングに属している必要があります。
- ルート識別子を入力します。
- [ルートの宛先] で、[設定] > [追加] の順にクリックします。
- EVPN の場合、[手動] モードのみがサポートされます。
- BGP ピアから VRF ルーティング テーブルに必要なルートをインストールするには、1 つ以上の [インポート ルート ターゲット] を指定します。
- アドバタイズされた VRF ルートにラベルを付ける場合は [エクスポート ルート ターゲット] を 1 つ以上指定します。
- [追加] をクリックして、[適用] をクリックします。
- [VTEP グループ] で、トグルをクリックして、L2 VNI のデータセンター ゲートウェイを使用した VTEP グループの作成を有効または無効にします。
注: [VTEP グループ] オプションを使用すると、VNF ゲートウェイと DC ゲートウェイ間で North バウンド L2ECMP EVPN マルチホーミングが有効になります。
- [保存] をクリックし、[はい] をクリックして VRF ゲートウェイの構成を続行します。
- [ルート再配分] セクションを展開します。
- [設定] > [ルート再配分の追加] の順にクリックします。
- 再配分ポリシーの名前を入力します。
- [設定] をクリックして、Tier-0 に接続されたインターフェイスやセグメントなど、使用可能な送信元を選択します。
- [適用] をクリックします。
- [追加] をクリックして、[適用] をクリックします。