Edge アップリンクは VLAN 論理スイッチを介して接続されます。

VLAN 論理スイッチを作成する場合、実際に構築するトポロジについて考慮することが重要です。たとえば、次の単純なトポロジは、VLAN トランスポート ゾーン内部の単一の VLAN 論理スイッチを示たものです。VLAN 論理スイッチの VLAN ID は 100 です。これは、Edge の VLAN アップリンクに使用されるハイパーバイザー ホスト ポートに接続された TOR ポートの VLAN ID に一致します。

VLAN 論理スイッチとトランスポート ゾーンの図

前提条件

  • VLAN 論理スイッチを作成するには、最初に VLAN トランスポート ゾーンを作成する必要があります。

  • NSX vSwitch を NSX Edge に追加する必要があります。Edge 上で確認するには、get host-switches コマンドを実行します。例:
    nsx-edge1> get host-switches
     
    Host Switch         : c0a78378-1c20-432a-9e23-ddb34f1c80c9
    Switch Name         : hs1
    Transport Zone      : c46dcd72-808a-423d-b4cc-8752c33f6b2c
    Transport Zone      : 73def985-d122-4b7b-ab6a-a58176dfc32d
    Physical Port       : fp-eth0
    Uplink Name         : uplink-1
    Transport VLAN      : 4096
    Default Gateway     : 192.168.150.1
    Subnet Mask         : 255.255.255.0
    Local VTEP Device   : fp-eth0
    Local VTEP IP       : 192.168.150.102
  • ファブリック ノードが NSX 管理プレーン エージェント (MPA) および NSX ローカル制御プレーン (LCP) に正常に接続されていることを確認します。

    GET https://<nsx-mgr>/api/v1/transport-nodes/<transport-node-id>/state API の呼び出しで、statesuccess である必要があります。『NSX インストール ガイド』を参照してください。

  • NSX Manager ユーザー インターフェイスで [マネージャ] モードが選択されていることを確認します。NSX Manager を参照してください。[ポリシー] モード ボタンと [マネージャ] モード ボタンが表示されない場合は、ユーザー インターフェイスの構成を参照してください。

手順

  1. ブラウザから NSX Manager (https://<nsx-mgr>) にログインします。
  2. [ネットワーク] > [論理スイッチ] > [スイッチ] > [追加] を選択します。
  3. 論理スイッチの名前を入力します。
  4. 論理スイッチのトランスポート ゾーンを選択します。
  5. アップリンク チーミング ポリシーを選択します。
  6. 管理状態は、[稼動中] または [停止] を選択します。
  7. VLAN ID を入力します。
    物理 TOR へのアップリンクの VLAN ID がない場合は、[VLAN] フィールドに 0 を入力します。
  8. (オプション) [スイッチング プロファイル] タブをクリックして、スイッチング プロファイルを選択します。

結果

注: 同じ VLAN ID を持つ 2 台の VLAN 論理スイッチがある場合、同じ Edge N-VDS(以前のホストスイッチ)に接続することはできません。VLAN 論理スイッチとオーバーレイ論理スイッチがあり、VLAN 論理スイッチの VLAN ID がオーバーレイ論理スイッチのトランスポート VLAN ID と同じ場合も、同じ Edge N-VDS に接続することはできません。

次のタスク

論理ルーターを追加します。