NSX Network Detection and Response 有効化ウィザードで使用可能なクラウド リージョンに関する情報を取得できませんでした。

問題

NSX Network Detection and Response は、検出イベント データを処理するために NSX Advanced Threat Prevention クラウド サービスと統合されています。NSX Network Detection and Response 機能を有効にする前に、不審または悪意のある検出イベントに関する情報が処理のために送信されるサポート対象のクラウド リージョンを選択する必要があります。有効化ウィザードが使用可能なクラウド リージョンに関する情報を取得できない場合、機能の有効化はブロックされます。

原因

NSX Network Detection and Response 有効化サービスは、TCP ポート 443 の nsx.lastline.com に接続して、使用可能なクラウド リージョンのリストを取得する必要があります。接続が使用できない場合、有効化ウィザードはこのリストを取得できません。

解決方法

  1. NSX Manager アプライアンスがインターネット向けの接続に Web プロキシを使用するように構成されている場合は、Web プロキシが正しく構成され、NSX Application Platform に使用される Kubernetes クラスタで実行されているワークロードからアクセスできることを確認します。
  2. NSX Application Platform が正しく展開され、[システム] > [NSX Application Platform] ユーザー インターフェイス ページで STABLE として報告されていることを確認します。
  3. NSX Network Detection and Response ウィザードを閉じて Web ブラウザを更新し、ユーザー インターフェイスで使用可能なクラウド リージョンのリストを強制的に再初期化します。